Fateファンディスクとしては十分楽しめました。
Fate本編は正義の味方が主人公でしたが、今回はその反対である
文字通り‘悪役’アンリマユが主人公。
新キャラとしてバゼットとカレンが他にもでてきますが、
このアンリマユが個人的にお気に入り。
本編やったときに勝手にこちらがもっていた印象と全く異なった
キャラクター？でいい意味で裏切られましたね。
まあ本編でも個人的に士郎が好きだったので、合わせ鏡として描かれたアンリが
気に入るのも当然なのかもしれませんが。
後ゲームを進める上でおもしろいと感じたことは、
アンリ＝プレイヤーとして機能しているようにも思えた点。
これはなんとなく某ゲームの第三視点を思い出しましたね。
あくまでなんとなくですが。
イベントを選択しながら四日間を繰り返すということも
上手くメインストーリーに繰り込まれて、良かったと思います。
ただ、通常イベントはhollow編の雰囲気をどうしても損なってしまうので
仕方ないこととはいえ水を差された感じになりますね。
そういったイベントあってこそのファンディスクなんですけどね。
・・・人気投票がどうなるか気になるところ。
余裕があればクリアした後にhollow編だけで回想してみるといいかもしれません。
・・・ラストバトルはあざといながらもやっぱり燃えます。
不満点としては、月姫のファンディスクである
歌月十夜にあった夢十夜に当るものがなかったのが残念でした。
キリツグのちょっとしたお話や凛のロンドンでの一幕など
てっきりあるんだとおもってましたので。
Eclipseが一応それに当たるものなんでしょうか。