一言で言うと、「足りない」。でもefの出来のせいで忘れてたけれど、はるおとってこんなもんだった気がするなあ。
最早言うまでもないけど、音楽は良い。
基本的に尺の短い作品は刷り込みが薄くなるから、
どうしても音が演出に幅を効かせにくくなる気がするんだけど、
そんな物関係ないと言わんばかりのこの品質。弦たまんねえ。天門すげえ。
塗り,背景もやっぱり高水準。
一部男絵おかしいのはマイナス。
演出は頑張ってたらしいけどサウンドブック的な楽しみ方をしてる俺には、
ぶっちゃけ全く意義が(そもそもどこが従来と違うのか)分からなかった。
テキストは問題。
描写不足のせいか、登場人物の行動原理が所々理解できなくて、
その代りに全体的に作者の意図が見える(というかこのせいで↑なのかな)。
これ単体だと50点台付けたいレベル。
結局一言でまとめると「何かが足りない良作」みたいな感じ。
書きたい物とかやりたい事有りきっぽいんだけど、
そこ以外にももうちょっと労力を払うべきじゃないかと思った。