このサイトの評価で誰かが言っていた「莉都ゲー」の意味を把握
当然と言えば当然ですが、莉都ルートは異様に力入ってますね。
莉都は最後に攻略すべきという声をどっかで聞いたが、最後にしか攻略できないのがツボですね。
私の性格は収集欲は強いが飽きやすく、所持しているエロゲは軽く200本を超えるが、これまで完クリしたのは本当に20本もないくらいでした。
特にこの作品みたいに攻略順が殆ど決まっているゲームは真っ先に飽きるのですが、このゲームは飽きずに最後までやり抜くことが出来ました。
それもひとえに「引き込むシナリオ」と「ヘタレじゃない主人公(コレ重要)」、「このサイトに並ぶ高評価の声」「莉都ゲー」のおかげだと思います。
本題の評価
BGM 並~高
ボーカル 高
キャラ 高
主人公 並~高
シナリオ 高
システム 高
全体的に高いレベルで纏まった良作だと私は思います。
各キャラのシナリオに関して言えば、全ての謎の根本的な解決にはどうしても「神凪」と「儀式」が必要なために他キャラが踏み台というか噛ませ犬になるのは仕方ないことだと納得も出来たし。
クールな莉都がときおり見せる女の子らしい可愛らしさにやられた、というのもあるにはあるが。
フローチャートを取り入れたこともかなり好印象。
一瞬で好きなシナリオに飛べ、フローチャートに達成率があったのもやる気に火を付けられた良いきっかけ。
BGMは抜きん出て良かったというものは無かったが、それでも決して悪くなかった。
ボーカルも莉都ルートラストでかかったときは鳥肌が立つほど良かったし、音楽関係も問題なし。
主人公もルートによって若干評価は違うが、根本的なところで好感が持てたのでこちらも高評価。
不幸なことにも様々な意味で慣れており、不幸だ不幸だと嘆くばかりで全く学習しない最近アニメ化された某有名ラノベの主人公とはえらい違いです。
最後に
莉都ルートラストは慣れもあって流石に泣くところまではいきませんでしたが、AIRを彷彿とさせる感じで良かったです(パクリだなんだと言い始めたら昨今のアニメ、ゲーム、漫画、ラノベ等はその殆どがパクリになりかねないので細かいことは一切気にしない)。
ただ、昨今のエロゲの安易な終わらせ方にあてられたからかな・・・・。
莉都ルートラスト、出来ることなら「誰一人欠けることがない」エンディングが見てみたかった・・・・。
ファンディスクとか出して莉都ルートのその後、「彼女」が帰ってくる話とか出してくれたら私は泣いて喜ぶ確証がある。