CGも綺麗で想像通りの内容。けど抜けるかどうかと言われたらそういうプレイは少ない・・・
元は同人に始まりAVエロゲエロアニメ、更には謎の全年齢版漫画まで連載されている本作。
明らかに抜きゲー的なタイトルに当初は惹かれなかったのですが、ここまでメディア展開されているとなると気になって購入致しました。そういえば同じく同人出身のソンビのやつ、今や凄い知名度ですからね。
全く情報を入れずにプレイしたものですから、まず冒頭で説明される主人公の奇病設定にビックリ。正直もっとナンデモ有りな世界観のthe抜きゲーを想像しておりましたので、3時間ごとに訪れる激痛、そのせいで嫌な看護師にも相手をしてもらわないといけないという危機感や葛藤要素は良かったですね。
本作は選択肢が無いのですが、あえて看護師を呼ばないという展開等が有ったら面白かったかも。
ヒロインも週毎に交代するという設定のおかげで、不自然に入り混じったりぶっこまれることも無く、一人ひとりのヒロインに集中出来る設計で良かったと思います。
ただ、タイトルからも察せられる作風の通り、ヒロイン達はヒラマツさんを除き皆ヤマダに嫌悪感を抱いています(笑)。(当然でしょうが
なので終始「気持ち悪い!」「アンタなんか嫌い!」みたいなテンションで相手をされますので、段々とただのストレスになっていくのはやはりでした。それを想定してなのか、ヒラマツさんというヒロインは例外的な存在で『癒やし』のようなモノを与えてくれる休憩的なヒロインでしたね。
そしてタイトルでも申した通り、抜きゲーでありながら抜けるようなエッチなプレイは少ないです。作風通りと言えば解釈一致なのですが、基本的に逆転されるような展開もそんな女も居りません。ヒラマツさんも心ここにあらずといった感じで、なんだか催眠レイプのような感覚・・・・。
CG自体のクオリティは高くて声優さん方の演技も素晴らしいのですが、オリジナルでも良いのでもっと抜けるシーンが欲しかったですね。
「ヤマダオラオラオラッッ!!!」ばかりでヤマグチさんにたどり着いた頃にはかなり食傷気味でした。
それと、シチュエーションも病室とリネン室ばかりで残念。例外的だったのは他の患者さんを襲わせたクロカワ編の1シーンくらいでしょうか。
病室でのプレイ→リネン室でのスーパー凌辱プレイという様式美が出来上がっていたと言えば聞こえは良いのですが、アニメ版でトイレ描写が有っただけに、よりシチュエーションの少なさを感じざる得ませんでした。
あれだけ射精をしているのですから、入浴介助のようなシーンが有っても良かったはずです。
まあ、そこは通常の病院モノであれば出来そうなところなんですが、本作は3時間に一回の射精という射精に重きが置かれている部分がありますので、あえてシチュエーションを多彩にする必要が無かったというところでしょうか?
通常であれば、そういった入浴介助的な部分からエロに発展させる必要性が有りますが、本作は元から『射精させなきゃいけない』という前提がありますので、シチュではなくヒロイン達の属性に凝っていると。。。。うん、納得しました。(自己解決
なにより、ヒロイン達が皆魅力的ですので、もっと見てみたいという欲求が(笑)。
始めはヤマダの搾精だけだったのが、いつの間にやら病院の闇に迫るようなそれくらいの発展が有ったら良いなとか妄想したり。
ヒロイン達のクオリティが高いだけに、抜かれて終わりなのは勿体無いと感じてしまいました。
これからまだ三作目まで制作されるようなので、よりストーリー面での発展も期待。