本当に欲しいものは後悔しないように殺してでも奪い取れw恋愛はバトロワだぜ!(※4/29最終更新:疑問、ネタバレ追加/丸戸さんのやりたかったことはパルフェと同じという事が分りました)
人と人が引き合う力は一般の価値観、道徳や倫理を超えたところにあるもの
これは恋愛だけでなく実は全ての人間関係においての本質だと思う
どれだけ頭で考え心の中で思っても好きな人に思いを伝えないで相手に譲ったら後悔をする
その場は綺麗に論理的に頭で整理してもダメなものはダメなのである
さぁ、奪え!彼の気をひけ!!
自分で可愛いと自覚できる容姿を持ちつつ眠る?狡猾な才能をフルに生かしてw
恋愛バトルロワイヤルの始まりだぜ 雪菜さん
冗談は置いて不器用な3人のうちの1人がほんの少しの勇気があったから均衡がくずれ動きだしたラブストーリー
恋愛てほんの少しどちらかに勇気があって相手に想いを伝えることが大事なんだよね
さて丸戸氏のよいところは読者に簡単で分りやすい伏線をはり分りやすく回収するところ
そしてそのキャラの背景をきちんと描き説明して行動理念を伝えること
(※注:CC⇒codaの流れはかずさに走るのは破滅しかないので割愛w行動が一般的な道徳じゃないてのは冒頭述べた通り)
論理的な優等生を演じるがどこか歪みが生じ本質的には不器用な春希
過去のトラウマとまわりに仕立てられ次第に虚像の自分を演じなければならなかった雪菜
そして言うまでもなく典型的な不器用キャラなかずさw
その中で雪菜と春希は似たもの同士で不器用さの方向性は同じでしょう
動いたのは一見計算高く狡猾なキャラ設定の雪菜
あ、悪い意味はなく女のそういう部分を可愛く思えて受け入れる度量を持ち合わせるのがよい男だと想ってますw
3人でいることを望む為に2人の間に割り込んだ・・・完全に思考回路が破綻していますが
中学時代のトラウマが元で虚像を演じなければならなかった隠す必要のない安らげる関係を求めてただけ
そして純粋にかずさと春希が大好きで一緒に3人で居たかっただけなのにボタンが掛け違ってしまっただけ
結ばれるのは自分の気持ちを優先した雪菜であって自分の気持ちを押し殺したかずさではないと思う
(※注:作中で雪菜が優遇されているからやCC⇒Codaの流れからでもなく最初に決まったかと)
とはいえ「人と人が引き合う力は一般の価値観、道徳や倫理を超えたところにあるもの」
これは登場ヒロイン全てにあてはまるのかもしれない
あとはいい加減三角関係の主人公を悪くいうのは止めましょうよw
マク○スFの某姫みたいに「お前、お前たちが俺の翼だ!」とか言う方がよっぽど殺意を覚えますw
そもそも主人公が決断力に富みうじうじしなければそれこそ共通ルート23時間個別パートHだけ30分のゲームが出来あがりますよ
(※注:結局エロゲー特有のヒロインフル攻略の為にプレイヤーが選択肢を選んでるだけですよね?
極論言えば主人公の行動はプレイヤーが【選択肢】を選らんだことによるものです
納得できない行動が嫌ならお気に入りヒロイン以外に進む【選択】を放置すればいいかとw)
作中にも自覚あったように 俺が悪い、私が悪いのやりとり方がよっぽど頭にくる
3人とも自分の気持ちにしたがって行動したことはしょうがない、3人それぞれに問題がある
大事な事はその行動に責任を負うこと
主人公は3年の間雪菜に対しての行動と態度は責めを負うべきですが・・・
後WA1を2の後にプレイしました
きっと当時やってた人が2やれば10点のプラス補正入るのではないでしょうか?
さて雪菜押しにみえる自分ですが好きなのは かずさです
そして緒方理奈派になりました
更にどうでもいいですがシェリル派ですw
さぁ恋愛はバトロワだよ!勝ち残って奪い取れ!!
「だからあなたは彼の隣にいられる、わたしはいられない」
この台詞は素敵すぎて惚れます雪菜さんwww
これは逆に言えば他のヒロインに対して
「だからわたしは彼の隣にいられる、あなたはいられない」
ともとれますね、いや雪菜には十分その資格があること踏まえた上ので発言なのでご了承をw
※注:ネタバレがかなり含みますので完全クリアしてない人はスルーしてください
さて最初に述べますが自分は丸戸信者ではないがシナリオライターとしては高評価してる方です
今まではネタでふざけ感想文でしたがここからは真面目に書きます
今回のWA2の最大の欠点はシナリオの構成
CC⇒codaに至るにほぼ雪菜以外の選択と結末を向かえるのはありえない構成です
CCの終盤に
1.コンサートに行く
2.二年参りに行く
という明らかにcodaはかずさ、雪菜の平等なハッピーシナリオを構築できる状態だったにもかかわらずです
まず疑問点というかプレイした人に質問なんですが1.を選択できた人ています?
いるならどういう風に進んだのか教えてください
攻略サイトを2個ほど回りましたがどうやらできないみたいですね。
なのでここからは選択肢はあえてなくしたが残ってしまったのを前提で書きます
まず雪菜についてネタで完全に黒キャラ前提で書いていましたが
千晶シナリオはキャラを掘り下げて演じようとするだけに雪菜性格分析には深くて面白い
あのセピア色の回想て実は【千晶の意識階層の中での雪菜の台詞?】が混じってるんですよね
「彼を助けてくれて、ありがとう
わたしを演じてくれて、ありがとう」
「大丈夫だよ、千晶さん
あなたは何も考えず、ただ、わたしになればいい・・」
「空っぽのあなたには、それしか選択肢がないんだよ」
だからますます計算高い黒雪菜が思い浮かびます(笑)
思いついたのは全クリア後にICをやってみたら学生時代の千晶と武也の会話追加を発見したからなんですけどね
かずさと春希が最初に好きあっていて、且つ雪菜が奪ったの予想しているという
そして千晶が描いた雪音像は実は2年後のcodaシナリオの雪菜とほぼ同じ強さを持っているという・・・千晶さんすげえよ
閑話休題
雪菜は家族、周りの人達の環境から形成されたキャラ
「ほんのちょっとした誤解やすれ違いで今まで触れ合えた人たちと触れ合えないのが怖くて怖くて仕方がないんだと思う」
何も誰も欠ける事を許されない世界
そしてそれは雪菜エンドにも反映されています。
対照的にかずさは1人で生きてきた狭い世界で形成されて至るキャラ
1人を得る為に全てを捨てなければ手に入らないシナリオを描く
だげど逆に言えばかずさは春希の為、春希はかすさの為に全てを犠牲にできる世界
キャラ同様雪菜のエンディングの対となるもの
雪菜で皆が幸せになる結末、かずさでかずさ自身が幸せになる結末
ライターの過去作品からか、かずさシナリオを徹底出来なくかなりの甘さがあります
君望のタムーさんにかずさシナリオ書かせてみたいですね(笑)
だからあえてCCの1.の選択肢をなくしたのを消し損ねたんですかね?
成功したとはいえませんが丸戸氏は狙ってこのシナリオ構築にしたんだと思います。
最後に雪菜てやっぱりモンスターキャラだよね実際ヾ(・∀・;)オイオイ
さてかずさで雪菜は壊れたのは実は演技ですよね?
「だって、わたしが壊れてしまったら・・・
何もかも忘れてしまって。
もう、彼なしには生きていけなくなってしまえたら・・・」
「そしたら春希くんは、考え直してくれるかなぁ。
少しは、まよってくれるのかなぁ・・・?」
かずさは、唯一のピアノを捨てるために手を傷つけようとする
雪菜はそれを庇いかずさの覚悟と春希だけでなくて雪菜自身への思いの深さを知り
自分のしようとしてたことを恥じる
「卑怯者、卑怯者・・・」
「小木曽雪菜の、卑怯者ぉ」
切ない・・・そして雪菜はここでかずさと春希をあきらめ完全に手を引いた
そしてかずさルートラストで2年かけてドイツ語覚えてギターの練習して2人の間に割ってはいr..(ryでなく(笑)
それでも3人で居たい雪菜側の世界にまねきたいていう仲間皆の協力を得て純粋な気持ちを送る・・
あの【小木曽雪菜】が一番大切で大好きな2人をこのまま放っておくはずがありませんよね
曜子さん一緒に悪巧みしてそう
まぁこの辺が丸戸氏らしいところで、完全に甘さを捨てれないシナリオだけどこれがいいんだろね丸戸さんのファンには
本質的には雪菜中心で実はかずさルートも雪菜ルートと同じ事を丸戸氏は言いたいのかもしれない
改めて各サブヒロインシナリオやりましたが各ルートの雪菜の登場は振られたヒロインをみせる為じゃない
全てはこの結末に集約させるため、【小木曽雪菜】というヒロインを表現する為なんだなと分りました
ああ、結局パルフェと同じなんだ・・・ヒロイン1人に集約する
なら甘いわけではなくこのシナリオの構成と結末は間違っていません
まさに丸戸シナリオの集大成「完璧なハッピーエンド」を雪菜シナリオだけでなくかずさシナリオでも描きたいのかもしれませんね
実はかずさENDの後に第4部da capo(曲頭に戻る)とか始まるかとドキドキしたのは内緒です(笑)