気持ち悪すぎる。主人公がよくからならい。
体験版をやっていても思ったことだが、主人公は何を思って彼女を作ろうとしているのだろうか?
好きだから付き合う(彼女が出来る)のであって、彼女が出来るために好きになるわけではない。
勿論、リアルの話しならば 本当に愛だの恋だのが無くても、彼氏彼女が出来るのは普通である。
しかし、これはゲームである。
さて、話を戻して「気持ち悪すぎる。」についてだが、和琴先輩ルートに少しはいった状態での話であることを先に伝えておく
他のルートでは感想が全く違ってくることもあるので、それだけは頭に入れておいてほしい。
和琴先輩は、美人で学園のアイドル?らしく人気者らしく男性からの好意は勿論、女生徒からもかなり慕われているらしい。
そして、そんな人気者ということもあって告白を何度もされているのにもかかわらず、誰とも付き合ったことはなく誰も落とせないことから「学園最強の鉄壁」とも呼ばれていて、「挑戦者」が現れるたびに話題になるらしい。
そんな状況に主人公は、和琴先輩は見世物じゃないと内心で怒っているのだが…
ここで主人公について
主人公は新学期(2年生)となると同時に一人暮らしを開始。
心機一転もしたことで、彼女が出来たらいいなと夢を膨らましてる辺りでゲームが開始する。
そして、ゲーム開始後に和琴先輩を選んで行くと、なぜか好きでもない人(和琴)をストーカーして
意味もなく待ち伏せをしたり、理解の出来ない積極性を見せて、和琴先輩にアクションを起こしていく。
主人公が和琴先輩を好きならば、行為の是非はともかく納得の行く行動ではあるが…。
繰り返すが主人公は別に和琴先輩を好きではない。(好きというのは、好き嫌いではなく、恋とか愛の好き)
むしろ、顔が綺麗であれば和琴先輩でなくても(他の3人)でもいい。
そのくせ、和琴先輩が他の登場人物たちから話しかけられたり、見世物として話題があると先輩の良き"理解者"気取りで憤る。
だが、お前は和琴の何を知っているのだと言いたい。
少し話をしたことがある程度で、何様のつもりだよ…。
「外見だけでアクセサリーを選ぶように自分を選んでいる」のだと、いつか和琴先輩は語っていたが、主人公も同じではなかろうか?
せめて、主人公が和琴を好きだという描写があれば納得が行くのだが、所詮主人公も和琴の外見にしか惹かれてないじゃないか…。
なぜか、和琴からは主人公は変わり者という理由から好感度が上がっていくが、ライターの都合のようにしか見えない。
理由のない主人公マンセーは気持ち悪いです。
1の時も、アルバイトをするか彼女を作るかっていう下らない2択から彼女を作ろうとしていた主人公ではあった。
しかし、前作はなんだかんだ言いつつも 彼女を作るっていう目的はあんまり無くて、いろんな時間を過ごした女の子を好きになった結果、彼女になっていた。
今作は、前作を超える何かを作ろうとした結果、一番重要な根幹を失敗しているのではなかろうか…。
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追記
和琴と付き合いだしてから
物語自体はつまらないが、"ゲーム"としてはいいゲームだ。
前作ではなかった、自由行動で購入できる物品からのイベントの派生が多くなっている。
ノリで買ったストッキングが使われたシーンには笑ってしまった。
和琴「え、えーと…どうして、あなたがストッキングを持っているのかしら?」
主人公「コンビニに置いてあったからです」
和琴「それって、男子でもかうものなの?」
主人公「いいえ、普通の男子は買いません」
まさかの展開!