良くも悪くも値段相応な抜きゲー。催眠もので内容に間しての催眠なんだが。但し、原画があの赤木リオな為、赤木リオ好きにとって真価が発揮される作品
【赤木リオ】による単品作品での作品。【赤木リオ】と言えば【BISHОP】の原画さんで、抜きゲー作品でもかなり良い絵師さんになるのだが、それが何故、本作で【赤木リオ】単品作での作品を出したのだろうと思う。【赤木リオ】と言えば【BISHОP】を担当する作品のイメージが強く本作のブライド名でもう1つのつるみくアナザーとは無関係な気がしてならなかった。
そもそも本作のブランド名がつるみくであり【BISHОP】でさえない。本来。【赤木リオ】は【BISHОP】を担当する原画さんのイメージが強くあり、それが何故、ブランド名がつるみくでの【赤木リオ】単品作での作品を出したのだろう。と。疑問を抱かざるを負えなかった。【赤木リオ】は絵師として素晴らしいがつるみくとは何の関係もない。ブランド名が【赤木リオ】と合わずつるみくに出るような原画さんではない!
原画として【赤木リオ】が担当する作品は嬉しい気持ちでいっぱいなのだが、本作のつるみくとは無関係に等しく、今まで通り【BISHОP】の原画担当の作品を出してくれれば良いのではないかと思った。【赤木リオ】単品作になるので、この場合は【BISHОP】としての【赤木リオ】による単品作品を出してくれれば良いのではと思った。
本作は催眠ものの抜きゲーになるのだが、催眠ものでは他のブランドである【BISHОP】【筆柿そふと】が有名な催眠調教がある抜きゲーであり、本作のパッケージの裏側にも(理想の母と姉を催眠調教で寝取って甘えて孕ませろ!)と。力説するように書いているのだが、何か違うような気がする。
【赤木リオ】が担当するブランドが本作のつるみくとはあまりに遭わず、つるみくではなく他の抜きゲーのブランド作品である【BISHОP】【筆柿そふと】とかのブランドの作品を担当してくれる方が遥かに良いような気がしてならなかった。ヒロインを調教する抜きゲーなら【BISHОP】【筆柿そふと】これら両作品であるブランドの方がつるみくなどよりも遥かに良いだろうということ。
本作が催眠調教ものの抜きゲーであるならその手の合うブランド名の抜きゲーを担当していれば良い。分かりやすく言うと【BISHОP】【筆柿そふと】この両方のブランド名の抜きゲーを【赤木リオ】が担当して単品作品を出してくれた方が遥かに良かったと言うことである。
各ヒロインとエロシーンの感想。
1人目のヒロイン。
西久寺 幸子。香苗の母親にして魅力的なまでのグラマラスボディを持つ美魔女。とても裕福がある家柄を持ち外見からして香苗の良き母として淑女と思わせるように心掛けている。見た目に反して性欲がとても強くたびたび自慰にふけっている。
香苗の母親である幸子の見た目がドストライクで本作購入に至った母親美魔女ヒロイン。幸子は外見からして淑女であり母親で熟女とはいえ見た目の良さはとても良い。とにかく見た目が好みで【赤木リオ】が担当するだけあってさすがの一言に尽きる。まるで誘発されるように買わせたくなるようなヒロインを思い描ける【赤木リオ】には恐れ入る。
香苗の母親と言うが子持ちとは程遠いくらい若々しく未亡人であるかのように思わせる。子持ちに相応しくない魅力的なグラマラスボディにも目を引く。スタイルも抜群に良く主人公の言うように幸子に惹かれて理想の母親である事も分からなくもない。しかし、性格面に問題があり、表では淑女であるかのように振る舞うが、幸子自身は持て余す性欲を押さえ切れずとんでもなく淫乱な美魔女だということ。
幸子は異常性欲の持ち主であり持て余す異常性欲を人目にはばからず隠れて自慰にふけていることにある。自慰に夢中になるのは良くある事でも、それが何もバイトで主人公が家にお邪魔上している最中に、いきなりで我慢出来ないから。と言ってトイレに隠れて自慰なんてふけなくても。(笑)人が家に上がり込んでいるのに、ただしたくなったからと言う理由だけで、こんなことをする幸子は淫乱な変態以外の何者でもない。
主人公は友人から紹介されたアプリで、人にどんなことでも思い込ませ、思いのままに操る催眠薬を手に、初めての出会いで一目惚れをした、幸子と香苗を魅力的すぎるあまり自分のものにしたいと思い込み、催眠薬で思い込ませ操り人形に変えるのだが、操り方が間違っているような気がする。幸子と香苗を操り人形にした挙句、主人公の願いが、自分の理想とする母と姉を手にする事であって、西久寺家の息子や弟になる事ではない。
実際、催眠薬で主人公の願い通りに幸子と香苗の息子や弟になる事で、西久寺家の息子として、弟として、幸子や香苗に甘やかされるようになるのだが、これは見ていてそんな良い気分とは言えず正直気持ち悪さも覚えたくらいだった。(笑)主人公の願いが息子であり弟として、幸子や香苗に甘やかされたい。であって、身体も心も自分だけのものにしたい。と。いうのとは少し違うような気がした。
分かりやすく言うと【BISHОP】の主人公のような狙いを定めたヒロインを徹底的に調教して身体も心も自分だけのものにして従わせる。【BISHОP】のようなこういう主人公にして欲しかった。甘やかされるではなくて、身体も心さえも服従させて従わせる。【BISHОP】のような主人公で良かった。そもそもこの手の抜きゲーでは甘やかしなどは皆無に等しく、ただ主人公の気持ち悪さしか生まなかった。(笑)
幸子のエロシーン。幸子のエロシーンでは、既に主人公の催眠をかけられた状態で全裸姿の幸子のバックセックスがありこれはとても良かった。幸子は人妻でありモブという旦那がいにはいるのだが、旦那の祖チン早漏では、異常性欲を持つ幸子を到底満足させて貰えず、分かりやすく催眠で息子となった、旦那とは桁違いの大きさを持つ主人公で相手をして欲しい。的な流れで入って行くのだが、注目すべきは、幸子は主人公に興味津々で主人公が巨根の持ち主であり、そして旦那があまりに可哀想に見えたこと。(笑)
わざわざ旦那が寝ている傍で息子になった主人公の巨根で喘ぐ幸子はとてもエロい。窓越しで幸子は主人公の巨根で淫らに喘ぐのだが、旦那が寝ている傍で、(あの人のじゃ全然役に立たない。)とか。自分の旦那を戒める事を言って何だか旦那が哀れで可哀想に見えた。挙句の果てに幸子は自分の旦那を忘れさせて!とか言って来るので、さすがにモブとはいえ旦那が可哀想に見えた。(笑)
エロシーンである幸子の全裸姿でのバックセックスもなかなか良かった。ムッチリした幸子の豊満な身体はとてもエロい。しかし、エロシーンではBGVがなくてとても残念だった。折角の魅力的な【赤木リオ】による抜ける絵なので【BISHОP】【筆柿そふと】のようにせめてエロシーンではBGVシステムは入れて欲しかった。
後は幸子というかこれは、幸子と香苗による母娘揃っての母娘丼でのエロシーンにして、一番最後にある幸子と香苗によるボテ腹セックスのシーンがあるのだが、良かったというより正直微妙な気がしてならなかった。本作でのエロシーンは幸子と香苗の2人しかいないので、2人を攻略して行けばすぐにでも行き付く事が出来る。
催眠アプリを手に入れた主人公が、幸子と香苗を好き放題に調教した挙句、主人公の種で孕んだ幸子と香苗による全裸姿でのボテ腹セックスがエロかった。のだが。催眠効果で身体も心も主人公に堕ちる幸子と香苗ではあるのだが、これは誰がどこをどう見ても、催眠感覚に陥る感じが全くなく催眠などせずとも幸子も香苗も【BISHОP】が思い描く主人公の思う牝奴隷に仕立て上げる事が容易に出来たであろう。
そもそもプレイ開始時の序盤から、主人公は他人ではなく家族扱いも同然に見えて、最初から幸子が母親で香苗は姉に見えて仕方なかった。主人公は他人ではなく息子であり弟でもあり、もはや催眠アプリなど最初から必要なく無意味も同然でいた。(笑)エロシーンでも幸子の旦那が実際に目の当たりにして、何も出来ないまま主人公に孕ませられた状態で変わり果てた幸子と香苗を無言のまま眺めている事しか出来なかった。(笑)
これにより一応寝取られゲーではあるのだろうが、そもそも旦那が。主人公にしたら父親が。完全なモブ男という無意味な存在なので、背徳や寝取られもクソもなかった。(笑)モブ男を持ち出したところで背徳や寝取られに繋がる筈がない。本作で背徳感や寝取られ感が欲しいなら、別のブランドで寝取られゲーとして有名な【アトリエさくら】でもして背徳や寝取られが何であるかを学べ!つまりモブ男を重要なサブキャラにしたり立ち絵や音声を入れろと言うこと。
主人公に散々身体を弄ばれて全裸姿での幸子と香苗によるボテ腹セックスなのだが、このエロシーンにも問題が残る。主人公の種で孕んだ幸子と香苗による母娘揃ってのボテ腹セックスになるのだが、そもそも幸子と香苗の孕んだボテ腹が非常に分かりづらい事にある。主人公の種で孕んだのは確実だと分かるのだが、正確には主人公の種で孕んだみっともない幸子と香苗のボテ腹が、はっきりと見えない体位でのボテ腹セックスなので、幸子と香苗で母姉揃って孕ませたという実感が沸かない。
幸子と香苗による全裸姿でのボテ腹セックスは、本作で母娘丼のシーンでも一番最後にあるエロシーンであり、幸子と香苗の母娘丼がエンディングになるシーンでもあるので、幸子と香苗による孕ませがはっきりと目に映るボテ腹セックスが見てみたい。例えるとなると、全裸姿でのボテ腹正常位セックス。全裸姿でのボテ腹騎乗位セックス。とかのシチュエーションによる幸子と香苗で母娘丼でのボテ腹セックスが見てみたかった。
2人目のヒロイン。
西久寺 香苗。幸子の娘にして母親に等しくグラマラスボディを持つ。とても裕福な家柄を持つ育ちの良いお嬢様。母親同様に性欲は強く主人公の催眠アプリによって人格を書き換えられた結果次第に性への欲求が押さえられなくなる。
香苗も母親である幸子同様に見た目がドストライクで本作購入に至った心優しいお嬢様ヒロイン。香苗も幸子同様に外見への見た目の良さはとても良く幸子と香苗で揃って美人母娘だと思い知る。さすがに幸子の娘だけあって香苗も母親同様に見た目がとても良く【赤木リオ】が担当するだけの事はありヒロインは魅力的なあまりさすがの一言に尽きる。
身体の育ちについてもさすがというべきか。母親の幸子と遜色ないグラマラスボディを持ち香苗はスタイルについても抜群の良さを誇る。やはり【赤木リオ】が担当するだけの事はあり、幸子に続いて香苗もまるでこちらを買わせたくなるようなヒロインを思い描ける【赤木リオ】には恐れ入る。本作は体験版でのプレイはなかったものの【赤木リオ】目的で購入したユーザーも多いと思われる。
香苗の残る性格についてだが、さすがに親子と言うべきか、表面ではお嬢様であるかのように明るく振る舞うものの、香苗は母親ほどではないにしろ、密かに性的な事にも興味を持ち、香苗は母親である幸子に続いて強い性欲を誇る。催眠薬によって西久寺家の息子に弟になった主人公が幸子に、筆下ろしをされている最中に、母の幸子と弟の主人公の行為を覗き見して、幸子と同じように香苗も自慰にふけている事に。(笑)
香苗はいけないと思いつつも幸子と主人公の性行為を覗き見して、もし姉である自分が弟の主人公が相手だったら、どんなに気持ち良いんだろうと思い、熱心に自慰好意に浸るあまり、母親である幸子ほどではないにしろ、幸子に続いて香苗も十分に性欲の強い持ち主だという事が分かる。香苗の熱心に浸る自慰行為が、自覚はなくとも香苗自身も根の深いむっつりスケベである事が物語っていた。
だが、それ以前の問題でありそもそも催眠アプリなど最初からなかったに等しかったと言える。幸子と香苗は主人公の催眠アプリによって人格を書き換えられ、主人公の思い通りな操り人形と化してしまうわけだが、そもそも催眠に陥る感じが全くしない。主人公の催眠に掛けられる前のプレイ開始時から既に、幸子と香苗は主人公の思い通りに動く操り人形も同然でいた。つまり、催眠アプリなど使わずとも主人公は最初から西久寺家の息子であって弟でもある。
つまり催眠アプリなど最初から必要なく全ては本作のコンセプトミスではないのかとも言える。本作のプレイ開始時から既に、幸子は主人公の母親にして香苗は主人公の姉でいたと言うことに。幸子と香苗は家族同然に見えてもはや催眠アプリに掛かった感じは全くしない。つまり催眠アプリなど必要なく、最初から主人公を西久寺家の家族として扱えと言うこと。主人公は西久寺家の息子であって弟でもあるという事になる。
本作のコンセプトが催眠アプリで、幸子と香苗を寝取って甘えて孕ませろ!ではなく、催眠アプリなど必要なく、息子の主人公が父親から幸子と香苗を奪って寝取って孕ませてしまえ!という家族での近親相姦ものにコンセプト内容にして欲しかった。まあ、父親から奪えと言っても、父親はモブ男というテキストのみの存在であって背徳感や寝取られ感など皆無に等しいが。(笑)
香苗のエロシーン。香苗のエロシーンでは、共通ルートからから始まり、香苗が全裸姿にされ主人公の催眠に陥った状態で、母親の幸子に見守れながら、香苗の初めてを。処女を奪われるシーンがありこれはなかなか良かったエロシーンだった。
香苗が主人公の催眠に掛かった状態で始まり、幸子ほどではないにしろ、もともと性欲が強い香苗が主人公の催眠効果で性への関心がより一層に高まり、香苗が自分から私もしたいのっ!と。主人公におねだりするようになる。但し先程言ったようにそもそも催眠に掛けられている感じが全くしない。
催眠など掛かけずとも、おねだりをお願いして欲しいと言えば香苗は普通に主人公に従いおねだりしてそうに見えた。主人公が本当の弟であるなら、香苗はお嬢様で基本的に誰に対しても優しいので、催眠など掛けずとも、自分の弟の為を想って主人公に今までしたこともない恥ずかしいおねだりもするに違いない。そう予想が出来る。
エロシーン自体もなかなか良く、香苗が全裸姿で催眠に掛かった幸子に見守られながら、主人公が挿入しやすいように処女を奪われるのだが、これは香苗自身が望んでいた事であり、処女でいきなり貫かれ痛がる様子を見せていたが、次第に喜びに変わっていき主人公を受け入れる香苗はどうかしている。催眠状態で主人公に初めてを。処女を無理やり奪われて何が嬉しいんだよ。(笑)こんな形で香苗の処女は主人公に奪われるのだが、香苗の全裸セックスのエロシーンは良かった。
後は香苗ルートでも、香苗の全裸姿から始まる騎乗位セックスがあるのだが、香苗のこの全裸騎乗位セックスは素晴らしく香苗のエロシーンでも非常に良かった。香苗は主人公に初めてを。処女を奪われて、主人公のエッチな要求にも答えてくれるようになる。もともと香苗は母親の幸子ほどではないにしろ、性欲は強くエッチなことにも人並み以上に興味はある。香苗は主人公に催眠を掛けてもらはなくても、エッチな事でもそれほど嫌がる様子もなく主人公を受け入れている。但し香苗の騎乗位セックスでは、バッチリ催眠状態に掛かっていた。(笑)
催眠状態で主人公に初めてを。処女を奪われた香苗ではあるのだが、やはり催眠に陥った感じが全くといって言いほど感じない。そもそも香苗はお嬢様で引っ込み思案という性格がある為、催眠アプリなど使わずとも、優しく主人公の要求には何でも答えてくれそうな気がしてならない。こうなるとやはり、本作の醍醐味である催眠アプリなど必要なかったようになる。
本作を面白い方向に持って行こうとする考えは良いが、別に催眠を持って来る必要はないようにも見えた。この手の抜きゲーでは【BISHОP】のようなヒロインを凌辱。調教。孕ませ。などの要素があれば十分だということ。催眠を持って来たところで、ヒロインは催眠状態に掛かったようには見えないので、こういった抜きゲーでは、凌辱。調教。孕ませ。などの要素を揃えれば十分に【赤木リオ】が単品作で出す良作な抜きゲーが成立する。本作では催眠など無意味に等しいのでこういう考えで抜きゲーを作って欲しかった。
そして、この香苗にある全裸姿での騎乗位セックスでは、全裸姿の香苗が、主人公の上にまたがり、香苗の魅力的な自慢のおっぱいを主人公に揉みしだかれ(別に香苗はおっぱい自慢があるわけではないか。笑)感じている香苗の全裸騎乗位セックスなのだが、催眠状態に掛かった香苗はとてもエロい。但しやはり催眠感覚に陥った感じは皆無に等しく、この場合は香苗を演じる声優さんの【まのめるか】さんの声の良さによるもので、お嬢様である香苗役に良く合うようにマッチしていた。
このシーンにある香苗の全裸騎乗位セックスは素晴らしいエロシーンだった。香苗の全てにあるエロシーンでも間違いなく一番良かった全裸騎乗位セックスだった。しかし、不満点として、そもそも本作は【BISHОP】とは違い、エロシーンでのBGVは存在しない。BGV機能が搭載されてなくてエロシーンは抜きづらいのは事実だったので、折角の【赤木リオ】による魅力的なヒロインなので、エロシーンでは【BISHОP】のようにBGVシステムを搭載して欲しかった。
まとめ。
本作は【BISHОP】ではなくもう1つであるつるみくアナザーとしての【赤木リオ】単品作としての抜きゲーになる。ロープライスで役4000円値段相応のボリュームはあり【赤木リオ】が担当しているだけのことはあって、ヒロインやエロシーンもなかなか満足出来た内容だった。しかし、同時に納得のいかない問題もいくつか残しているのも事実なので、やはり値段相応の抜きゲーだと言ったところか。
そもそもの話であり本作は【赤木リオ】が担当する抜きゲーブランドではないような気がしてならなかった。【赤木リオ】が担当している抜きゲー作品は、他にも色々な種類の抜きゲーに出ているようだが、やはり本作のつるみくとはつながりがなく遭わない気がしてならなかった。そもそも【赤木リオ】はこれまで出ている抜きゲー作品でも【BISHОP】としての抜きゲー作品が本来の【赤木リオ】としての印象が一番強い為、つるみくではなく【BISHОP】で担当し【赤木リオ】としての作品を出して欲しかった。
また【赤木リオ】が担当する抜きゲーでも、本作の肝心なエロシーンではBGVシステムがないのは致命的に痛い。全てにあるどのシーンでも抜きづらいかったので【BISHОP】とは違いエロシーンでBGVがないのは非常に残念だった。【赤木リオ】が担当する以上はやはり【BISHОP】のようにエロシーンではBGVシステムは入れて欲しい。本作での最大の不満点はコンセプトである催眠がどうとか以上にBGVシステムがない事にあるので、ヒロインによる喘ぎ声であるBGVシステムは絶対に欲しかった。
だが、そもそもの話で本作は、ロープライスの抜きゲーであるが故に、全体的にシステム面があまりに乏しい。コンフィグである設定画面でさえない。本作の基本設定はカーソルでの右クリックで行うあまりに素朴な出来栄え。いくらロープライスな安物である抜きゲーとはいえ、基本的な必要なシステムくらいは作れよ!と。言いたいくらい手抜き感のある酷いシステム面である。まあ、所詮は低価格の抜きゲーではどれもがこういう作り方なのかもしれないが。それでも最低限必要なシステムくらいは用意しておくべきだと感じた。
本作は値段相応に相応しい抜きゲーではあるのだが、やはり値段相応以上の作りを見せる【BISHОP】のようなシステム面は欲しい。だが別に【BISHОP】のような抜きにこだわり抜いた大変優れたシステム面である【脱衣段階設定】によるヒロインをいつでもどこでもありとあらゆる場所で好きなように脱がせて裸体にさせる事も出来【BGV鑑賞室】ではヒロインによる様々な喘ぎ声であるBGVをじっくり聞く事も出来、さらにはヒロインによる【無限音声ループ】まで搭載されており、今や死角のない【BISHОP】ではあるのだが、何もここまでしなくても良い。
本作はロープライスである低価格の抜きゲーなので【BISHОP】のような完璧なまでの抜きにこだわり抜いたシステム面までは求めていない。というかロープライスの抜きゲーではまず無理がありすぎる。(笑)【BISHОP】のこのような優れたシステム面までは行かなくとも、本作は最低限の抜きに必要なBGVシステムは必要だと感じた。少なくとも【赤木リオ】が出る以上はこれくらいの事はして欲しい。【BISHОP】作品で活躍中の本当に素晴らしいと思える絵師さんだから。
また、本作のエロシーンでは、幸子と香苗による親子揃って母娘丼のエロシーンが多いのも本作の1つの特長であり、その手の抜きゲーや性癖を持っている場合も買う価値は広がる。但し何度も言うように本作は【BISHОP】とは大きく違いシステム面に大きな問題がありBGVシステムがない為、エロシーンでヒロインによる喘ぎ声などがなく、どの場面でも非常に抜きづらかったという事実がある為【BISHОP】のような抜きシステムに期待して本作を買うと痛い目に遭う。
本作の原画担当である【赤木リオ】だけは別でヒロインによる良さは本当に良い。さすがに【BISHОP】の原画担当だけあって【赤木リオ】が思い描ける魅力的なヒロインが唯一の救いであり本作の良かった取り柄でもある。本作を買って良かった長所は【赤木リオ】による魅力的なヒロインくらいしかないが、この本作のたった1つの取り柄であるヒロインだけは本当に良いので【赤木リオ】好きなら買って良かったと思える作品だった。