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huli-riaさんのぼくと先生の乳淫せいかつの長文感想

ユーザー
huli-ria
ゲーム
ぼくと先生の乳淫せいかつ
ブランド
POISONエクスタシー(ぱじゃまエクスタシー)
得点
80
参照数
856

一言コメント

萌先生が最高に可愛い。声優さんも葵時緒さんも素晴らしかった。

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

声優さんの【葵時緒】さんだと言う事で購入しました。ヒロインは、29歳の女医お姉さん。29歳のいかにも大人のお姉さんと言う感じの美人女医お姉さんだが、設定上、29歳にして処女作品と言う内容だったのが印象的だった。本来。29歳であるなら、何か特別な理由がない限り、既に経験済みだと言う印象が多く持たれがちになるが、逆に29歳にして処女という設定内容が良かった。

ヒロインの萌先生は、誰が見てもわかるように、見た目が絶大な美人さんで、性格も優しく、そして、スタイルも超抜群で言うことなし。主人公は大学生で、大学に向かう途中。交通事故にあった主人公の怪我が完治するまでの間。しばらく動くことの出来ない主人公の面倒をみることになる。

後、これは自分だけなのかもしれませんが、主人公が車にはねられ、事故に遭うちょっと前の間。車のキィィィィィドーンっていう効果音が出ますが、あれはマジでびっくりした。本作のシステム面で、サウンドの音声の効果音を最大まで上げ、ヘッドフォンでプレイしていたので、あれはマジで耳に効いた。自分と同じ目に遭わないためにもサウンドの効果音の上げ過ぎには気をつけた方が良いです。(笑)

ストーリー前半編~

交通事故に遭い、しばらくの間。動く事が出来ない主人公だが、この主人公には色々と問題も多くあった。萌先生は女医として、主人公に優しく看病してくれるが、交通事故に遭い、動けない事を。萌先生が優しく看病してくれるのをいい事に。

主人公が萌先生の目の前で、あろうことか、いきなりおっぱいをわしずかみにしたり。本人の目の前でおっぱいおっぱいとか言って、看病してくれる萌先生に平気でセクハラまがいの行動や、言動に、多くの問題があった。これだけで主人公はだだの変態丸出しのように見えるが、これはストーリー前半としての感想になります。物語り後半後の最後ではようやく見られる主人公になる。

しかし、この萌先生の方でも、口では否定しているが、主人公が好きなのかそこまでして、本気で嫌がる素振りはなかった。実際。主人公にセクハラされても、(やめて下さい。セクハラですよ。)とっ言っても、本気で嫌がる様子はなく、交通事故で怪我をしているから、仕方なく主人公のある程度。セクハラを許していた様子でいたが、やはり相手が主人公だから、萌先生は、どうしてか分からないが、萌先生にとって主人公は特別な存在だから、主人公のセクハラを許していたようにも見えた。

実際に、萌先生は誰もいないとこで女子トイレで自慰行為。つまりオ○ニーなんかもしていた。しかも主人公を想って。これだけでもやはり萌先生にとって主人公は特別な相手だと言う事が分かる。主人公のふざけたセクハラまがいな行為を受けても、優しく受け止めてくれる萌先生が非常に可愛く、また、魅力的なシーンでもあった。

ストーリー中盤編~

主人公と萌先生がお互いに初エッチを経験する事になるが、この時。萌先生は、処女であるはずだが、既に経験豊富であるかの様な振る舞いで、主人公の前でやけに余裕ぶっていた萌先生は可愛らしいかった。主人公はまだ経験がなく童貞ではあるが、萌先生は主人公にこちらも処女であると悟られまいと、初めて味わう痛みをこらえて、優しく主人公をリードしてくれる萌先生は可愛らしかった。

けど、このエロシーンで、主人公に29歳で処女だったとばれてしまったのは少し笑えた。萌先生は主人公よりずっと大人の女の人だが、お互い初めてなんだし、初めてのエッチくらいは、萌先生にとっても特別な相手である主人公の前では、もっと素直に正直になっても良かったんじゃないのかとは思う。

物事が進み萌先生は、なんと主人公の幼馴染だと言う事が判明する。昔、お隣に住んでいた主人公の憧れのお姉ちゃんであり、同時に主人公の初恋の相手でもあった萌先生。萌先生が自分の初恋の人だとしった主人公はこの流れで、萌先生に告白をし、晴れて二人は恋人同士として付き合う事になる。

主人公は萌先生に告白して来るが、この告白のシーンでも主人公は本気なのだろうが、調子付いてふざけた言動が目立ち、せっかくの告白も曖昧なものになってしまうが、せめてこの告白するシーンくらいは、萌先生は運命の人なんだから、大切な人の前ではびしっと格好良く萌先生に告白してほしかった。

主人公と萌先生は恋人同士として付き合う事になるが、この時の萌先生の可愛さは凄まじいものであった。主人公と付き合う事になり、名前の呼び方が、竹早君から壮君になり、萌先生の心も身体も、もうすっかり主人公に許している状態でいた萌先生は可愛くて仕方なかった。

しかし、付き合いはじめても、主人公だけは舞い上がるように浮かれていたが、一方で萌先生の方は初めての経験で、どうしていいか分からず二人の距離はぎこちないものであった。こういう時こそ、彼女である萌先生を主人公がリードしてくれると格好良い主人公だったのに。主人公のふざけた行動や言動で全が台無しに。本作に限らずどのエロゲにも言える事だが、主人公だけは格好良くしてほしかった。

後、萌先生と付き合う事で主人公の萌先生の名前の呼び方が、先生からお姉ちゃんになった。このお姉ちゃんと言う呼び方は、過去に幼馴染でいた頃の呼び方であり、萌先生が他に呼び名がないなら昔のようにそう呼んでほしいとのことだった。けど、付き合う事になるなら、ここはやはり、年上だから、萌えさん。とか、萌ちゃん。とかの呼び方にして欲しかった。

ストーリー後半編~

主人公の手違いで、彼女である萌先生を怒らせてしまう。病院内の外で二人楽しくお昼の昼食をとっていたが、病院で入院中。主人公が仲良くなった他の患者に目撃されたらしく、萌先生の事で言い争いを始めていた。そこであろうことか、彼女である萌先生と遭遇してしまう。そこで言い争いの一部始終を聞かれてしまい、彼女になった萌先生を怒らせてしまう。

萌先生を怒らせた原因はなんであれ、もう萌先生は正真正銘の大切な彼女なんだから、他の患者に見られたぐらいで(付き合ってないです。)と。変に隠さず、堂々と萌先生とお付き合いしています。と。こう答えれば良かった。この主人公はここに来て本当にがっかりされられるが、彼女になったんだから、ここは包み隠さず、萌先生とは付き合っています。と。答えてほしかった。

主人公は謝るはずだったのに、(なんであんな事言っちゃたんだろう)と、後悔していたが、この後、主人公の手違いだったと分かり、無事に彼女に。萌先生に許してもらえることになるが、ただふざけてるだけならともかく。この主人公の発言には誤解を招いてしまう問題がありすぎる。仮にも主人公で萌先生と言う、これ以上にない、素敵な彼女を手にしているんだし、もっとしっかりした対応で答えてほしかった。

こうして物事が進み、言い争いの原因を、主人公が結婚して下さい!と。萌先生に告白するのはどうかとは思った。そもそも言い争いの原因は主人公であり、萌先生に結婚して下さい!で。全てを丸く収めようとするのはどうかとは思った。

しかし、この主人公は、ここに来て、彼女の萌先生に結婚を告げるシーンで、今すぐには無理だけど、もうエロだけじゃない自分になり、弟としてお姉ちゃんに甘えている立場から卒業する。と。ここに来てようやくまともな言葉が聞けるようになった主人公。この告白シーンでは、唯一主人公が格好良いと思えるようになった極めて貴重なシーンでもある。

この主人公は、ストーリーの前半から始まり中盤に。そして後半までは、自分が主人公としての欠片も微塵も感じられないどうしようもない主人公でいたが、結果的に、萌先生に結婚を申し出る最後には、本当に最後には格好良い自分になれたようなので、最後の最後には良い主人公だと感じた。主人公がまともになりだすのは、この告白するシーンからです。

ただ、それでも前半から既に主人公への評価はマイナスに繋がりがちにるので、そこはどうしようもないと思います。やはり前半が大切で初めからまともな主人公だったら良かった。最初からまともな主人公だったら、まだ楽しくプレイ出来ていた。萌先生という素晴らしい彼女が出来るのに本当にもったいないと感じた。

そして物語りは最終局面へ突入する。

主人公は病院で入院生活も終わりを向かえ無事に退院する事になる。ただし、事故に遭った怪我はまだ完全には完治しておらず、しばらくの間。リハビリは必要だのこと。彼女の、いや奥さんの萌先生とは結婚に至るわけだから、退院後は奥さんになった萌先生が住んでいるマンションへ引越しする事になる。これからは萌先生とは同棲する生活になる。

この場面でちょうどエンディングを向かえるわけだが、エンディング後には立て続けにエロシーンが用意されていた。風呂場でのパイズリ。風呂場での全裸セックス。授乳手コキプレイ。ボテ腹セックス。等の非常に豪華とも言えるエロシーンが用意されていた。

しかし、本作には選択肢がたった一つだけあり、選んだ選択肢でエンディング後のエロシーンが変わります。まあ、変わると言ってもこれらのエロシーンはどれもが素晴らしいもので満足の行くエロシーンの数々だった。

しかし、本作のシステム面でBGV。バックグラウンドボイス機能がなかったのは非常に残念だった。エンディング後にあるエロシーンは、どれもが抜けるレベルのものなので、せめてBGV。もしくは音声ループ機能。等のこれらの抜くための必要なシステムを入れて欲しかった。

まとめ。

本作は低下価格になりますが、それなりにボリュームがあったと思います。ただ、やはり主人公に色々と問題がありますが、ヒロインである萌先生を通して楽しくプレイ出来ました。しかし、主人公の不快とも言える行動や発言が目立ち、楽しめなかったと言うシーンもあるのは事実です。見られる主人公になりだすのは本当に最後の方なので。

しかし、それでも最後は、もうエロだけじゃない自分になり、弟としていつまでも甘えるのも止める。と。言い切った主人公は格好良かったので結果的には良い主人公だと感じた。まあ主人公が格好良いと思ったシーンは最後にあるこのシーンだけですが。(笑)後はほとんどが、主人公の行動や言動が原因でマイナス評価に繋がりがちになると思います。

最後は良かったので自分は良い主人公だったと思います。ですが、主人公が気に入らないと言う気持も、もちろん分かります。実際不快でいた主人公は、前半。中盤。後半。と。その差は大きく、これまでの主人公の行動や言動が全てを物語っています。ですが、それでも最後には、萌先生に認められたので、自分にとっては良い主人公だと思いました。本当に最後になりますが。(笑)

そして、この本作では、ヒロインを通して萌先生役を演じられた、声優さんの【葵時緒】さんが大変素晴らしかった。とにかく萌先生役の【葵時緒】さんの声の良さがしっかりと出ており、楽しませてまらいました。本作を楽しめた大体の理由がこの【葵時緒】さんにあります。萌先生を通してまさに大人のお姉さんと言った素晴らしい声優さんだった。

ただ、お姉さん役なら他の声優さんでも代用は効くだろうが、萌先生だけはそうはいかない。本作のヒロインであるこの萌先生だけは【葵時緒】さんでなければ、萌先生役は勤まらないと感じた。それだけ【葵時緒】さんの声の良さがしっかりと伝わったのだから。やはり萌先生役は【葵時緒】さんが一番良い。

他の声優さんでは【風花ましろ】さん【御苑生メイ】さん【手塚りょうこ】さん【佐倉もも花】さん。とかの声優さんが、候補は高そうだが、萌先生役を演じても、どれもが素晴らしい声優さんなので、恐らく遜色ないものだと思うが、ここはやはり本来の萌先生役である【葵時緒】さんが一番萌先生と組み合わせは良い。

てっ。良く見ればこの声優陣を見ると、ある抜きゲーを。あの【新妻こよみ】の声優のメンツじゃないかーーーーーーっ。(笑)【新妻こよみ】とは全然関係ないです。ただ、他の声優さんでも代用は効くだろうと思える声優さんを並べただけですので。本当に【新妻こよみ】とは関係ないです。(笑)

終わりに。

最後になりますが、本作は低価格のゲームですが、不満らしい不満はなかった。ただ、このブランドを通してネット認証が相変わらずネックになっているが、そもそも低価格なのでほとんど気にならない。ヒロインの萌先生があまりに魅力的だった。加えて声優さんの【葵時緒】さんの声の良さを存分に堪能したので楽しくプレイ出来ました。

エロシーンも萌先生役の【葵時緒】さんを通して悪くない出来だったが、欲を言えば抜くために必要なシステム。BGV。もしくは音声ループ。これらの機能は入れて欲しかった。シナリオは良くて、エロも満足の行く内容だったのでせめて、BGV。音声ループ。やはりこれらの機能は入れて欲しかったです。

本作にこれらのシステムが揃っていれば、評価は満点にしてました。それだけ評価出来るゲームでした。