テーマは重い、が読後感は爽やかでした
ちょっとした問題を抱え、人生をレールのように流されながら生きてきた主人公がヤバい問題を抱えたヒロインと出会い、色々頑張るお話。
その問題ってのがドラッグだったりイジメだったりで重いんですがその問題をあっさり、そして問題に対しての解決の過程が丁寧なのが素晴らしい。
主題歌良い曲だ…。
適当な各ルートのネタバレ感想
あえか
あえかルートの周りの人間は最低過ぎるだろう…とは思っていましたが、
きっと大半の人間は見ているだけの行為が悪と気付いていないのでしょうね。
程度は違うでしょうが学生時代、さりげなく見てただけという人は現実でも多いのでは。
主人公が他のルートに入るときはあえかを見殺しにするというのは耐えられなかったなぁ…。
結局ヒロインのうち一人しか救えないってことを突き付けられてる気がしました。
こういう話はマジに高校生あたりに見せたいです。
会長
根本がダメ人間。今しか見れない、刹那的な快楽に溺れてしまう人。
やはりこういう人も結構多いですよね。この人の悩み不安に共感こそは出来ませんでしたが…。
未来に目を向けさせる手段が子供ってのは、やり過ぎな気もしますが納得。
実際、主人公の言葉だけじゃこの人は変わらなかったでしょう。
ねこ子
このルートのための題名と主題歌。一番力が入ってたと思います。最後結構好きです、ねこ子やばい可愛かったし。
クスリの描写があっさりしすぎていたかな?そういうとこがこのゲームの長所ではあるのですが…。
それからどのルートでも主人公がレールを外れて自ら歩んでいく過程がやはり丁寧。
ボリュームはあまりないですが少ない時間で出来るしお勧めですねー。