豪華なおまけシナリオが一粒で二度おいしい。シナリオそのものよりも作品全体の雰囲気が愛せる。
3割くらいはKaren絵のおまけシナリオのために購入。
本編のシナリオには夢と希望がまったくない。ついでに起伏もない(わけでもないんだがどうでもよくなってくる)。進めるうちにこっちもやけっぱちな気分になってきて、それが楽しい。ツライことがあったときにやるといいかもしれない。
肝心のおまけシナリオは、塗りが水彩(というより色鉛筆)っぽくAlicesoftのコテコテとした塗りを想像していたせいか少し物足りなかった。
(本編の後で結構どうでもよくなっていたので大して気にもならなかったが)
短いが丁度良い分量だし、良い出来。得した気分になれます。