狂気の塊
演劇で切磋琢磨する青春物語かと思ったら良い意味で裏切られた。この世界に登場する人達は現実逃避してるだけで現実と直面した時、今まで秘めていた思いが表に出てゾッとした。救いは無いのかと嫌な気持ちになりつつも続きが気になってプレイしてしまい最後までぶっ通しでクリアしてしまった。
やはり、気になる点としては他の方がレビューしてる通り、琥珀は何者だったのか?もし最後に琥珀が登場しなければ物語の完成度としてはとても良かったのだが最後に登場した事で台無しである。現実に生きている事を喜ぶべきだが、琥珀がどうして虚構世界に居たのか人物の掘り下げは必要だったと思う。もしくは最後のhappyendも虚構世界という落ちで現実では無いのか。何が本当で嘘なのか分からない。