ゲーム業界をモチーフにしたパロディネタ満載の世界を楽しみたい方はもちろん、女の子がいっぱいの萌えなRPGをプレイしたい向きの方にもオススメな、面白い作品です。欠点もそれなりにあるけど、テンポが良くて遊んでて楽しいし、戦闘が気持ちいい。何より、ゲームハードやゲームメーカーを擬人化した女の子キャラクター達がとても可愛いです。
ゲーム業界をモチーフにした世界を舞台に、女神たちが犯罪組織マジェコンヌと戦っていくRPG。
世界観やキャラは、ゲームハードやゲームのネタをうまくアレンジして構築されていますし、
パロディネタも多くて、協賛しているメーカーにお気に入りのメーカーが多ければ、
かなり楽しめるんじゃないでしょうか。
ちなみに自分は前作をプレイせずにいきなりこのmk2をプレイしましたが、
ストーリー面では特に問題なく楽しむことができました。
世界にはゲームハードをモチーフにした国が、プラネテューヌ・ラステイション・ルウィー・リーンボックスの4つあり、
まあどの国も、何を表しているのか非常に分かりやすいですねw
主人公国であるプラネテューヌが、おそらくセガハードのパロディだというのが粋で良いなと思います。
で、それぞれの国には信仰を集める女神がいて、シェア争いを繰り広げていると。
そういう世界観ですね。
しかし、この世界には全ての国にとって共通の敵がおり、それが犯罪組織マジェコンヌ…まあこれも元ネタは分かりやすいw
そんなわけで、各ハードを守護する女神たちが力を合わせて、
ゲーム業界全体にとっての敵と戦っていくストーリーになっているわけです。
とかくゲームハードは各ハードのファン同士での激しい感情的な対立がネット上で繰り広げられやすいですが、
このゲームでは各ハードを象徴するヒロイン達が力を合わせて共通の敵と戦う姿を描くことで、
相手を否定する形での対立じゃなく、健全に競いあうライバル関係としてゲーム業界を盛り上げていこう、
というような作り手の願いが、ゲームを通して表現された作品になっているのだと感じました。
ゲームの雰囲気は基本的に明るく、清く正しい変身ヒロイン成長物語、みたいな感じですね。
女の子同士で友情を深めたり、ポジティブなライバル関係が描かれていったりします。
強敵が立ちはだかって挫折を味わっても、仲間に助けられて立ち直って乗り越えていく、
みたいな感じで実に王道的な展開です。
主人公も仲間キャラも全員女の子なので、男女での恋愛要素はありません。
ほんのりと百合っぽいシーンは多少見られますが。
まあ基本的には、女の子同士が友情したりライバルしたり和気あいあいと会話したりするのを見て
楽しむ感じの作品と言えますね。
街での会話イベントで展開するガールズトークは、ほのぼのしてる上にパロネタも多くて面白い。
基本的に会話シーンもダンジョンも戦闘も3Dキャラが動きますが、モデリングがとても可愛いから存分に萌えられます。
そんな中で、たまに2Dの立ち絵で展開する会話シーンがあったり、イベントCGは全て2Dの一枚絵だったりと、
2Dと3Dを織りまぜているタイプのゲームですね。
キャラクターは見た目だけでなく内面もなかなか魅力的です。
主人公のネプギアからして、素直で真面目なとてもいい子で好感が持てますから
気持ちよくゲームを進めていけますし、
そんな彼女が、ちょっと素直になれないユニなどのツンデレライバルキャラ達と仲を深めていって
一緒に戦っていくことで絆が生まれていく様子などは、キャラの魅力も引き出されていますし、
王道的な描写ですが、それだけに素直に楽しめますね。
キャラは、4つある国にそれぞれいる女神たちと、現実のゲームメーカーを擬人化したキャラの
二種類に分けられ、女神たちはその国のゲームハードの象徴のような存在の主役格で、
メーカーキャラは脇を固める仲間キャラって感じですね。ちょうどハードとサードパーティの関係。
メーカーキャラはアイエフとか日本一とかファルコムとかケイブとか5pb.とか、メーカー名そのまんまの
名前で出てくるので、可愛い女の子なのにこの名前は…とか最初は思うんですが、
実際やってみると、各キャラとも必殺技とか戦闘台詞とかにメーカーの代表作のネタが満載なので
むしろメーカー名そのまんまだからこそ味のあるキャラになっている、という感がありました。
しかし、リーンボックスにケイブと5pb.がいたりするのはイメージ通りで良い配置だと思いましたが、
ルウィーには、がすとちゃん一人しかいなくてずいぶん寂しいw
そもそもガストというメーカーもソニーハードでのイメージが強いから違和感あるし、
やっぱ本作に参加しているメーカーは、IFを中心として、ややマニア向けのメーカーが集まってる感があるから、
任天堂ハードに強いイメージのあるメーカーがいないのは仕方ないですかね。
一応IFなんかもWiiでゲーム出していたりはするけどさ。
ところで、このゲームの女神キャラは各ハードのイメージカラー通りの色合いをしているのですが、
ラステイションの女神であるノワールとユニが、しっかり黒髪キャラだったのは良かったです。
黒髪好きとしてはかなりナイスなデザインでしたw
それにしてもラステイションのキャラはプライドの高いツンデレで、ルウィーは子供っぽく、リーンボックスはお姉さまキャラと、
このへんのキャラの性格設定まで現実のハードのイメージに合わせてあるのは感心します。
ちゃんとハードの擬人化キャラとして仕上がっていると言えますね。
●シナリオについて
キャラだけでなくシナリオ自体も結構よくできてます、展開にはヒネリはありませんが、
ゲーム業界をモチーフにした世界を、マジコンを始めとした不正ツールをモチーフにした敵役の脅威から
救うというのは、とても敵を敵として認識しやすい設定ですし、感情移入しやすいです。
主役格の女の子とマジェコンヌのボスキャラが、違法ツールの是非について主張をぶつけ合うシーンなど、
ちゃんとゲーム業界についてのメッセージ性が伝わってくるような部分もあるし、
明るいガールズトークだけでなく、シリアスなシーンはしっかりシリアスしててメリハリがついてます。
未熟な妹たちが、姉である女神たちを助けられるように成長していく物語としても見所がありますし。
外伝的なエピソードである「支配エンド」を除けば、ノーマルエンドも真エンドも
王道的な展開で気持ちのいい読後感を味わわせてくれますし、よくまとまってます。
各国の女神たちとの個別エンド的なものも用意されているのは嬉しいですね、キャラじゃなくて国単位ですけど。
まあ、そんな感じで全体的に陽性に仕上げられているゲームなのですが、
「支配エンド」と呼ばれる、隠しルート的な章だけは、かなり他のルートと傾向が異なります。
このルートでは他のルートとは一転してシリアスで、欝と言ってもいいくらいの重い内容のストーリーが
展開するのですが、ストーリーを通して製作者のゲーム業界に対する考え方が伝わってくるように
なっていて、なかなか頷かされるものがあるメッセージが込められていました。
とりあえず言えるのは、欝が苦手な方はプレイしないほうがいいんじゃないか、っていうぐらいキツいルートでした。
隠しになっているのもそれが理由なのかもしれないですね。
少なくとも、プレイするのであれば、このルートを最後に回すのだけは絶対にやめた方がいいかと。
1周目をノーマルエンド、2周目を支配エンド、3周目を真エンド、とやっていくのがオススメです。
ちなみに、レビューの冒頭で、前作をプレイせずにいきなりこれをプレイしたと書きましたが、
前作と本作はパラレルワールドの関係であるようで、ストーリーを楽しむ分には2からでも全く問題ないようです。
ただ、自分はキャラクターへの思い入れを中心に、やはり1をプレイしていたほうが
楽しめる度合いは上がる作品ではあるだろうなと感じました。
具体的には、途中で仲間になる囚われの女神たち。本作の主人公であるネプギアをはじめとした女神候補生達の
姉である女神たちは、どうやら前作で主人公およびメインキャラだった面々であるようです。
この女神たちに関しては、やはり前作をプレイしていないせいかイマイチ思い入れが持てなくて、
あまり使う気になれず、彼女たちはずっと控えメンバーのままほとんど戦闘に出すことがありませんでした。
当然ながら、キャラの掘り下げも本作のメインキャラと比べると控えめですから、
それまで一緒に戦場で戦ってきたキャラ達を押しのけてまで使う気にはなれなかったんですね。
でも、前作で彼女たちに思い入れを持っていれば、本作のキャラと共演させることに楽しみを見いだせたはず。
なので、やはり前作をプレイしていたほうが、より楽しめるゲームなのは間違いないと思います。
あくまで、mk2単体でプレイしても問題ない、というだけで。
●戦闘について
戦闘システムはスペクトラルソウルズから連綿と受け継がれてきたAP消費型SLGの発展型です。
よって戦闘は多分にSLG的な戦術性を持ったものになっているのですが、
それをちゃんとRPGの戦闘らしいテンポと操作感覚で遊べるように工夫されて作られている。
パッパッとテンポよく進行して、敵にコンボを叩きこんで倒していく感じで、かなり爽快かつ軽快。
そのうえ効率的に戦うためのAPやSPの管理はしっかり考える必要があって、底の浅いものにはなってない。
これはかなりよくできていると思います。
APとSPを溜めて放つことができるスキルの数々は、パラメータの強化や威力の高い必殺技など
効果が非常に強力で爽快感が強いし、うまく戦えたときの気持ち良さはかなりのものです。
難度はかなり易しめで、序盤にいくつかあるシビアなバランスのボス戦を除けば、
レベル上げ作業をそれほどしなくても、スムーズに勝ち進んでいけるバランスになっています。
それでいて、中盤で解放されるコロシアムでは超強力な敵が目白押しで、ここではレアな装備を作るためのアイテムも
ゲットできるなど、戦闘をやり込みたい人向けのステージがこうして用意されてもいて手応えも感じられる。
ストレス無くスムーズに進められる本筋と、手応えのあるコロシアム、このバランスの取りかたはナイスですね。
売りの一つであるカップリングシステムもなかなか良いシステムだったとは思います。
前衛で戦うキャラに後衛キャラを付けることで、後衛スキルで前衛に状態異常防止やSP上昇効果を付けたりとか
後衛キャラとの協力な合体技を撃てたりとか、色々な組み合わせを考えるのが楽しいです。
まあ、前衛と後衛の交代をもう少し気軽にできるような仕様にして欲しくはありましたが…
後衛が前衛の補強ぐらいの意味合いしか無かったため、連携してる感が無かったのが、もう一歩だなと感じます。
例えば、後衛キャラの援護攻撃みたいなものを戦闘中に撃つことができたり、さらにそれをコンボに
組み込むことができたりしたら、後衛キャラの存在意義をもっと頼もしく感じられて面白かったんじゃないでしょうか。
続編があるなら、進化を期待したいところですね。
●欠点など
さて、ここまでポジティブな面を中心に書きましたが、欠点もあるので挙げておきます。
まず、RPGとしてはダンジョンを攻略する楽しみが非常に薄いです。
ダンジョンは1~2フロアの狭い構造のものしかない上、アイテムと敵が無造作に配置されているだけの
味気ないもので、しかもマップの使い回しも異常に多い。
例えば草原のダンジョンはDLCを含めて各地に4つありますが、通行止めの部分が違っているだけでマップ自体は全て同じ物。
まあダンジョン攻略より戦闘に重きを置かれたゲームではあるんですが、さすがにこれはどうか。
ゲームとして少し安っぽく見えてしまうので、苦言を呈したい部分ですね。
あとは、戦闘。先述した通り、基本的にはテンポよく気持ちのいいシステムになっているのですが、欠点もあります。
まず、戦闘開始時に敵と味方の距離が離れていることが多く、最初の1ターンは
お互いに移動で相手に近づくだけのものになりやすい点。
しかも互いに移動した後は敵の方が何故か先に攻撃のターンが回ってくるため、
雑魚が相手でも敵の攻撃を淡々と受け流すシーンを見させられてから敵を片付ける、みたいなことになりやすい。
それに関連して、敵はアタック等の弱い攻撃をAPが尽きるまで何度も何度も繰り返すので、それが終わるまでが鬱陶しい。
このゲームの敵の攻撃は単純に不格好だし、もっと工夫してテンポの良い攻撃の仕方をして欲しかった。
せっかく戦闘システムは優れているのに、この2点のおかげで鬱陶しさを感じてしまうのは惜しかったです。
それと戦闘は、回避率のパラメータの影響が大きすぎて、レベル差が離れていると基本的に攻撃が当たらない。
このため番狂わせ的に超強力な敵に勝てる、みたいな展開を見ることがほとんどできないのはいただけない。
このせいで戦術性にイマイチ奥深さが感じられない面があったと思うのです。
もうちょっと回避率の効果は控えめにして欲しかったです。
キャラクターでは、ケイブちゃんとファルコムちゃんの扱いが難点と言えます。
この二人は有料ダウンロードでパーティに加えることができるキャラクターなのですが(一人につき600円)、
そのためか本筋のストーリーで他の仲間と絡むことがあまりなく、パーティにいるという実感が薄い。
ふたりとも他のキャラ同様にメーカーの作品のパロディ的な技や台詞が満載で、見てて面白い
魅力的なキャラに仕上がっていますし、ファルコムちゃんは女性化アドルみたいで可愛かったですし、
それだけにこの扱いはもったいない。そもそも、ちょっと汚い商法じゃないかなと感じるしw
普通にパーティメンバーとしてストーリーに組み込んで欲しかったな、というのが本音ですね。
あとは不満点は細かいところばかりなので箇条書きにします。主にシステム面でのツッコミどころが多いです。
・ショップで装備品購入時の閲覧性がイマイチ。
装備品を選択したら、それを装備できるキャラだけを右に表示するようにするぐらいの配慮は欲しかった。
・2周目開始時には序章をスキップするか選択させてくれるぐらいの配慮は欲しいです。
・今どきゲームオーバー時にコンティニューコマンドも無く強制的にタイトルに戻されるのはどうか。
・今どき一つのセーブデータで周回を重ねないとギャラリーをコンプできないのはどうか。
そういうのはセーブデータじゃなくてシステムデータに保存してください。
・隠し宝箱の位置が表示されるアイテムが有料DLCってどうなの。不便が普通になるために金が必要なのは勘弁してくださいw
これがないとダンジョンで×連打して宝を探さないといけない鬱陶しいゲームになるし。
●まとめ
脇の甘さがないではないですが、アイディアファクトリーのゲームとしては相当出来がいい部類に
入ると言えるでしょう。ていうかこの会社の昔のゲームを知ってると進化っぷりに驚く。
キャラ描写は昔から結構上手かったからともかくとして、ゲームとしてここまで遊びやすく仕上げてくれるとは。
ゲームバランスがビジュアルイメージ通りに易しめで、クリアするだけならやり込みはそれほど必要ないですし、
戦闘のテンポや爽快感、まとまりのいいシナリオ、短すぎず長すぎてダレることもない適度なボリューム、
ロード時間も気にならないし、無料ダウンロードコンテンツの充実度も素晴らしく、
そして、ゲーム自体の仕様も、少しずつ進行させていけるように出来ているので忙しい人でもプレイしやすい。
全体的に、キャラの可愛さを愛でながら快適に遊べるよう配慮されていて、好感の持てるゲームです。
難しいゲームを求めている時には向きませんが、気軽に萌えつつ戦闘の面白いRPGをやりたいならオススメですね。
ちなみに自分は有料DLCは追加キャラ二人とダウジングマシンとプロセッサパーツ1種の合計1400円分
しか買ってないのですが、他にもキャラの水着やメイドのコスのようなあざとい商品をはじめ、
コスチューム類が色々あるし、超強力な武器なども販売されてて充実してますね。
無料DLCで大量の資金を追加できたり、バランスブレイクなコンテンツも多いので慎重に使った方がいいですが、
追加イベントや追加コロシアムクエスト等、単純にゲームが面白くなるものもあるので、
このゲームに関してはPS3をネットに繋げてDLCを利用できる環境にしておいた方が絶対いいです。
それにしてもこのゲーム、必殺技とかで思いっきりパンチラするし、
ダンジョンでもアングルを変えると走ってるキャラのパンツが普通に見えたりするんですが、
何故一般ゲーって3DだとパンチラOKなんでしょうかね、昔から不思議に思ってたんですけどw
今のレベルのモデリングだと2Dよりも下手するとエロく見えるし、
これならもう2D絵でもパンツ解禁してくれてもいいんじゃないかなあ。
そんなことも思ったのでした。
↓この下は、支配エンドについて詳細な感想と、ちょっとした余談を書きました。ネタバレ全開なのでご注意。
支配エンドでは、製作者からユーザーへの、ハード信者論争に関するメッセージが辛辣な形で込められています。
こういう状態になったら衰退するだけなんだ、ということを、いわゆるゲハ厨と呼ばれる人種に対して
皮肉を込めたメッセージを投げつけているように思えます。
特に、自分の好きなハード以外は存在自体を全否定するタイプの人に対してのメッセージを感じます。
思えば、一つのハードが市場をほぼ独占するような状況になると、ろくなことになりません。
SFC時代は悪名高い初心会流通や、ハードメーカーが取っていたマージンの異常な高さ、
PS2時代は初代PSの理念の良いところを忘れてしまったかのような傲慢さが感じられたSCEのやり方、
そんなことが、かつて実際にありましたからね。
PSとSSが競り合っていた頃は両ハードにとても向上心が感じられましたし、
今の任天堂とソニーの活発なハード開発競争も、やはりライバルがいるからこその力の入り方だと思いますし。
これは、自分の好きなハードだけが存在すればいい、という意識のハード信者に対し、
そんなことになったら寂しいだけだし、競争が無くなると衰退が待っているだけだ、というようなことを
主人公のネプギアが味わう虚しさに満ちたエンディングを通して強烈に伝えてくるシナリオ。
共感できるかは人によるでしょうが、とにかく印象に残る見せ方ができていると思います。
まあしかし、このルートは、シナリオ自体も本当に見てて胸が痛くなる描写ばかりでキツイです。
ていうか、開始当初からして鬱々とした雰囲気の作品なら身構えができますが、
こうした明るく真っ直ぐな雰囲気の作品で不意に鬱展開やられると、精神的に相当キツイなと思いました。
姉であるネプテューヌを手にかけた時のネプギアのつぶやきは本作一番の鬱ポイント。
何気に鬱ゲーマーにとっても結構注目の一品なんじゃないかと、そんなことも感じたのでした。
ところで話は変わりますが、このゲームの主役格の女神候補生達の擬人化の元ネタについてですが、
これ、姉である女神たちが据え置き機で、妹たちは携帯機なんですね。
主人公の名前が「ネプギア」だし。
だからリーンボックスだけ女神候補生がいなくて、そこの女神のベールが「私だけ妹がいなくて寂しい」
とか言うのが何か面白かったですw