良かったです。
全ルート終了致しましたので感想です。
一応全ルート攻略推奨です。
特に乙女ルートは重要かと思われます。
3人を攻略した後に開放され、
各ルートの纏め的な部分も含まれているからです。
3人の攻略順はどれから始めてもOKな作りで、ルート確定後は
他のキャラが私情を挟まずに話を進める為、プレイし易いです。
設定上仕方ないですが、暮葉の設定が各ルート毎に盗む秘宝が異なっており
あるルートでは秘宝を売った金で稼ぐという話がありました。
秘宝は売れるのかよ!?と思う場面もありましたが、概ね綺麗に文は
纏まっています。
私はプレイ後にわだかまり等は出ず、すっきり終えられました。
しかし、あるルートでFDが必要なエピローグには少々がっかり・・・。
その部分に少し焦点を当ててみたいと思います。
灯ルート
主人公が再び島に戻ってくる部分が描かれているので特に不満は無し。
加奈ルート
FD必要です。
鈴鹿は主人公と加奈の元に戻ってきて、ルート終了ですから。
後日談として、鈴鹿と仲睦まじく暮らす様子が無いと不満です。(3Pあったら本望)
ルート最後にCG来るかと思いましたが不発。
暮葉ルート
FD必要です。
最後に5人で再び前に歩き出す様が書かれてルート終了です。
今後どのような展開になるのか期待。4代目の温羅はどうなるのかな?
乙女ルート
ルートの内容が濃かったので特に不満は無し。
後日談があっても、グダグダになりそうな予感なので・・・。
以上です。
ではまとめ感想です。
一言でこのゲームを表すと「萌えゲー」です。
特に暮葉や灯はGood。
ヒロイン自体が小動物ちっくな感じ。
シリアス展開も後半には多少ありますが、あまり深くなく
比較的軽いテンポで展開されます。
暮葉が偽温羅とバレバレな感じにしたのも作品自体に
軽さを持たせる為かも知れません。
そして何より私がたまらなかったのは主人公が温羅という存在で、
それを隠して生活している設定。
これは女学園に女装した男性が入り性別を隠しながら過ごすという設定に
類似しているので、そういう主人公が何か隠している設定が好きだー!って方には
非常にオススメ。
ただ上記にも色々書きましたが、FDが必要になるようなエピローグですので
少し不満が出るかも知れません。
しかし、それを差し引いても個人的にはつぼった作品です。
最後に「鬼ごっこ」というタイトルは奥が深かった・・・。
という事をお伝えしておきます。単なる追いかけ回しの意味じゃないですよ?