細かいところで不満はあるけど、全体的にはとても良かったですよ。
笑顔のまま怒っている咲がとてもいいですよね、ゾクゾクします。それだけでご褒美です。
真・有栖ルート以外は、夢と現実の境界が曖昧な感じに終わっていて、おかしいと思っていたのです
夢の中と同じ日数実際に寝ていたら餓死してますしね・・・
そういう意味では有栖ルートは全然予想外ではなかった展開でした
作中ではないですけど、名前と他のヒロインの格好からどう見ても・・・ってわかってしまっていましたしね。
まぁ、最終的にはうまくまとめたのではないかなぁっという感じはします。
システム周りがとても良いですね、かゆいところに手が届いていたっという感じで自分にすごく合ってました
特にシーンスキップですね、シーンスキップがあっても、ログが反映されないものとかが多いですけど
この作品はちゃんと飛ばしたログまで表示されるので、スキップ後、「あれ？これどういうシーンだっけ？」と
思ったらログを見れば理解できたりするので便利でした。
景子ルートはシャワー前とシャワー後のCGが逆になっていたり、エピローグでの持ってる飲み物がテキストと違って缶でしたし、
弥生ルートではイギリスの大学入学が春で通してたり結局咲の近くから離れるという扱いにくい位置のキャラを遠ざけるという安易な展開にしたりと、
ヒロインでもサブっぽい二人のルートの作りが多少雑な感じを受けました。
最初その二人のルートからプレイしたのもあって時間の進み方と合わさって、そこまで高評価はできなかったのですが、咲やBADENDっぽい位置にした舞亜、有栖ルートが良かったのでこの点数と言うことで。
細かいところですが、立ち絵がすごく良かったです
特に弥生と有栖
弥生はだぼっとした制服姿が胸が大きくても服が自然な感じで、有栖は服の下で手を合わせてる立ち絵のおぱーいの質感がすっごくよかったです。大きければいいと思っている某メーカーにも見習ってほしいところ。
きれいに終わってこのままの方が良いような気もするし、FDで多少その後の展開もほしい感じもします
結局夢の内容をヒロイン達が覚えてるのか覚えてないのか微妙なところで、主人公は落とし前を付けずに終わりましたしね。
咲に対してどう落とし前を付けられちゃうのか楽しみだったのですが・・・
最後を観てしまうと、個別に思うところも出てきてしまうが、久しぶりに綺麗にまとまった良作だったと思います。