面白かったけど・・・エロゲとしては反則かな
うーん、これははたして、エロゲというジャンルでいいんだろうか・・・
前作のフェイクアズール・アーコロジーは王道でしたが
今作は邪道ではないが、王道からは大きくはずしてしまっている。
話し自体はとても良いのだけれど、凌辱物でないのに女性主人公なのはともかく、
エッチシーンの半分がその主人公と関係ないところか、残り半分が妄想や夢落ち。
シナリオが一本道で分岐もBADENDも無し。
これが名作として許されるなら、ラノベにむりやり妄想や夢落ちとしてエッチシーンを
追加してしまえば、シナリオなんて考えなくても、ラノベかどっかから
もらってくればいいんじゃないかと思ってしまいます。
しかし、読み物としては十分楽しめました。
特に飛行機へのこだわりが強く感じられて、その点は魂の作品という感じでした。
こういう専門的な知識を活用して深い作品をつくるところには好感が持てました。
非常に評価の難しい作品。