メタシナリオの完成度が高い
シナリオの設定であるメタシナリオがよく練られており、ゲームではその一部だけが表現されている。なので読めば読むほど、考えれば考えるほどなるほどという感覚になる。
注意点としてはKey作品の中でClannadやKanon派の人は合わないと思う。また泣きゲーの要素はそれほどない。もちろん感動ゲーではあるけど、大切な誰かが死んで、それが奇跡で復活というKey作品黄金パターンではないのでそれを期待してはだめ。
逆にMOONやONEやAIR派の人は合うと思う。日常生活が急にシリアスになり、初プレイでは何がなんだかわからないまま進み√を負うごとに謎がとき明かされていきそしてオーラスへ、という世界観へ知らず知らずのうちに引きこませるシナリオは過去のKey作品の中でも屈指だと思う。