三部作の一作目、イチャラブに関しては楽しめる
一言感想の通り、今作のメインヒロインである紗祈とのイチャラブは描写されており、この部分においては特段問題はない。
しかし、後作ヒロインの顔見せや掘り下げも本作品で行っている関係で、低価格帯作品の利点である一人のヒロインに特化した作りが若干甘い印象を受けた(後作ヒロインもデートや海でのイベントなど割と絡んでくる機会もあり、細かい伏線らしきものも貼られている)
シーンに関しても低価格帯作品としては五回と少ないのも、それを感じさせる要因となっている。
ただ、この点に関してはアペンドが配布予定なので、後作と併せれば解消される可能性もある。
最終的な総評としては三部作全てが発売されてからとなるが、全体的に一つの作品をヒロイン毎に分割して販売してるような印象を受ける。
この作品単体としては上記の通り、イチャラブは問題なく描写されており、イチリ氏のイラストも美麗なので手に取ってもらっても損はないと思われる。