まぁ普通、良くもなく悪くもない。
他人の感情の機微が色で分かる主人公であり人と関わるのを避けていたが、晴音は色が分からない初めての人間であり、惹かれていったという話である。ちなみにゲーム開始時には既に主人公と晴音は恋人同士となっている。
作中の9割方はイチャラブとなっており、二人の初々しい関係や、また二人の関係に良いアクセントとなっている和彩を含めて三人の交友描写は概ね問題なく描写出来ていると思われる。
最終盤のシリアス展開はいきなり始まりジェットコースターのようなスピードで終わりを迎える。ネタバレになってしまうので詳細は省くが、もう少々伏線・・・というより含みを持たせた描写を用意するべきだったと思われる。シリアスシーンがないと終始虚無になってしまうので山場を用意する必要があったのは理解出来るが・・・
タイトルにもなっているココロのイロやオトなどや作中でも多く描写されていたので、やり方次第では大きく広げることも出来たと思うのでもうあと一歩足りなかったという感想である。