抜きゲーで「考えるな。感じるんだ」と言われたら笑うしかないでしょう。変態ゲー。迷作ではなく名作です。
高級レストラン「シルク」で繰り広げられるうさみみ達の痴態、夜な夜な彼女たちの嬌声がこだまする……な展開ではなく、ただのバカゲーです。
でもそこが良かった。
おきゃくさまのこえ(げーむよりばっすい)
「このワシをさしおいて、従業員のチンポを咥え込むとは、この淫乱爆乳めぇぇぇぇっ!」
「くぅぅぅっ、さらにわしを無視しておるっ!この悔しさ!まさに『寝取られ』だ!」
「こんなプレイができるとは……さすが『シルク』よのぉ!」
「くぅっ……他の男に本番をさせながら、わしにはパイズリだけとは……悔しすぎるぅ!」
「おまけにまったくわしを無視だ!そこまで徹底するとは……」
「ぬあっ!?」
「す、すごい……とことん無視!」
「ここまで落札者を無視した設定!見事だ……」
「ぐぅぅぅっ……ま、まだまだへこたれんぞぉっ!」
「ふぅっ、ふぅっ……さ、さすがに500万の価値がある寝取られパイズリじゃ!」
「最高の射精だったぞぉ!」
開いた口が塞がらなかった……。
しかし、慣れてくるとその開いた口から笑い声が止まらなくなり。
もう、バカとしか言いようがありません。
でもそのバカさ加減が妙にツボで、最後まで突っ走ってプレイする原動力となりました。
調教ゲーかと思いきや、一発ぶち込めばヒロイン達はメロメロ(死語)です。
一発でメロメロにならなくても、いつの間にか日にちが経っていて、その間主人公が勝手に調教を進めているという展開。
調教する手間が省け初心者にも優しい超親切設計。
出てくるお客様方は超金持ちのVIPばかりという設定ですが、口を開けば知能を疑うセリフばかり(上記参照)。
パンピーである私達に分かりやすいように作られていて、ユーザー視点のテキスト描写。
80年代を彷彿とさせるOP・EDテーマがたまりません。
さらに今時スタッフロールをスキップできない仕様。
スキップできないのは最初の一回だけですが、さすがにいい感じにカビ臭さがにじみ出ている曲を強制垂れ流しされるのはちょっと。
しかも、非アクティブ時には動作しない。
何という素晴らしいゲームエンジン。
さて、肝心のエロシーンはなかなか面白いもの。
同じシチュエーションは基本的に一つもない。
アングルや喘ぎ顔もエロく、実用的。
果ては腋コキ、ふたなり、巨乳化、ボテ腹となんでもござれ。
極めつけは主人公が女になりヤられる事に。
声優が下手なのが残念。
明るいノリで変態的なことを躊躇せずにやってしまうプレイばかり。
はっきり言って、登場人物はどいつもこいつも狂ってます。
変態です。
本物の変態です。
埋もれさせるには惜しい作品。