他の方の評価を見て購入。コンシューマオリジナルにしては、かなりレベルの高い作品だと思います。シナリオに無駄がなく、スイスイ進むので読みやすいかと。しかし、その無駄（シナリオ量）が欲しかった。
この作品のヒロインの二人（先輩、後輩）は家族に問題を抱えているのですが、それがコンシューマ作品なので深くは表現されていません。
まず、シナリオの概要を簡潔に言うと、
主人公の能力で愛する人（救う人）の記憶を犠牲ににしてまで、そのヒロインのためにがんばります。
それが、根本にありますから綺麗に見せて欲しいと私は思います。
その点では、この作品ではかなり満足です。
先輩の場合は、実の父親の妻を演じているんですが、
前にやったゲーム（陵辱ゲーですが）にこれと似たようなシチュエーションがあり、そのエロゲでは調教されて開発されていました。
そんな感じで、妻を演じている＝実の父親との肉体関係があるという風に思えてならなかったのです。
コンシューマ作品なので、その辺の描写がないのが私にとっては救いですね。
実の親と近親相姦しているヒロインとの純愛ストーリーは私にとって無理ですから…
後輩の場合は、母親に憎まれていて叔父？が家に住み着いている場合ですが、
微妙に「性の暴力を受けているのかな？」と思われる発言がありました。
それを見せらなかったので、きれいな部分だけを見ることができたのは、よいことです。
総じて、コンシューマという部分を最大限に利用したと言う意味では、私にとって満点ですね。
しかし、エロゲーに出る声優さんを名義変更なしで出演させているので、PC版とかが出そうですね…