魅惑の姫騎士達とのバトルあり、Hありな王道ストーリー、でも環境はハーレムなのにハーレム展開は番外・・・
続編のA3-DAYSの豪華版に収録されたモノをプレイ。
主人公と美麗な姫騎士ヒロイン達とのハーレムライフや燃えるバトルが楽しめる学園モノなエロゲ。
ヒロイン達は全員とても美しくて可愛い上に、
HシーンのCGも非常に肉感的かつ淑やかなで魅力的なの物に仕上がっているのがとても良かったです。
ただ、Hシーンは非常にエロかった反面、Hなしの共通シーンが死ぬほど長く、
全体的な印象としては、
「一本道のメインシナリオを進みつつ、間にフラグを建てたヒロインとの個別展開を挟みつつ、最終的に個別エンドを迎える。」
と言った感じで、総じてHシーンよりも日常やバトルシーンが長いです。
Hシーンはメインヒロイン勢の内、ユリナ,レミリア,天音,ミリィが各6シーン、シルヴェリアが5シーンとなっていて、
その他、サブヒロイン勢の内個別エンドがあるマリエル,ユノ,十兵衛が各2シーンあり、
それ以外の個別エンド無しのサブヒロイン達は各1シーンずつと言った構成になっているのですが、
キャラ数が多い分1人当たりのHシーンの数はやや少な目なのは百歩譲って大目に見るとしても、
共通シーンが長すぎて相対的にHシーンの存在感が薄い印象があります。
(大抵の場合ヒロインとの関係を深めていく事でやっとHシーンに至る事が出来ると言うのもあるので、
前半はほぼエロ無しです。)
個人的な印象としては、
「これHシーンを普通のデートイベントに差し替えれば一般向けギャルゲでも通用するんじゃね?」
と思えてしまうくらい日常やバトル系のシーンにリソースを回している感があるのがどうにも気になりました。
そして、本作を語る上で外せないのがハーレムエンドが予約特典に回されていたと言う点。
自分がプレイしたA3-DAYSの豪華版に付属するモノなら予め入っているからいいのですが、
本作が出た当時は予約特典のハーレムパッチをあてる事でハーレムエンドが見れる様になるので、
これには個人的に予約特典商法に対する憤りしかありませんでした。
実の所本作は主人公を取り巻く環境こそハーレムですが、ゲーム内では日常やバトルシーンはともかく、
Hシーンは全て「主人公とヒロインが1対1でHする」だけで、
ハーレムエンドどころか復数人のヒロインとのHイベントすらゲーム内にはありません。
A3-DAYSの豪華版が出るまでハーレム展開が見たければゲーム本体に加えて予約特典でハーレムパッチを手に入れるしかなく、
しかも予約特典なので様子見勢や後になって本作に興味が湧いた人にとってはハーレムエンドを見るのは絶望的な状況でした。
ただでさえゲーム初回起動時にライセンスキー認証があるのにその上この様な商法をされたらたまったものではありません。
個人的にハーレム好きと言う事もありますが、
折角の魅力的なヒロイン達を一度に楽しめるハーレムエンドが予約特典商法に回されたのには残念さと怒りがありました。
ともあれ、美麗なヒロインが揃っており、個別のHシーン自体は十二分にエロいのは素直に本作の良点であると思います。