良いシーンになりそうなところはあったのだが結局なりきれなかったという印象のお話でした
内容は村を天災などから護るために主人公の一族の初代当主が御山雅という神様と契約した事が現在でも続いているというもので、その契約内容というのが村を護る代わりに決められた一族の女性の中から結婚相手を選び、子供を作りなさいっみたいな感じでした。
その契約を遂行しないと主人公(現当主)が頭痛や眩暈に苦しめられてしまうというものになっているんですが、個別√によってヒロインと結ばれたり、村から逃げたり、心中したり、封印したりと様々なパターンがあったのは良かったです。
しかし話の流れが急なので物語としてはかなり軽く感じてしまいました。
伝奇物として全体的に薄いですし中途半端なので微妙なところでしたね...
それ以外ですと夏祭りや川遊びなどの夏らしいイベントはあったので良かったです。
夏祭りではヒロインによって金魚すくい、射的などと違う展開が用意されていたりとけっこうしっかりしていたのは好印象でした。
恋愛面ではヒロインがみんな主人公を慕っていましたし、嫉妬など可愛い部分はあったので気分は良かったです。
全体で見ると良い部分もあったんじゃないかなっと思います。