現実から逃げてもいい。そこから立ち直ったら現実にまた向かえる
渡辺諒一がシナリオを担当しているという事もあり
あまり話題にもされない作品なので
発売当時からこの作品を知っていましたが
購入まで踏み切れず
この作品をプレイするにあたり
リアルの季節とも丁度マッチングしているので
いざ、プレイしてみました
批評空間での点数は
あまり高くないので
そこまで期待せず
世界観に視点を置いて
プレイしてみましたが
思いのほかストーリーが良く
感動いたしました。
鈴ルートの最後は賛否両論とのことでしたが
私は全然許容範囲内でしたので
急展開にもついて行けました。
ただ最後の終わりに、もう少し鈴とのお話を書いていただきたかったです
世界観が凄く私には合っていました
現代ファンタジー物として
こういう都会があったら良いなぁと
思ってしまいました。
どのルートでも言えますが
最後にはみんな前を向けて歩き出した
というのが良かったですね。
現実逃避が悪いのではなく
現実と向き合う為の準備期間と
思えば、受け入れられると思います
この作品を終わった後の余韻も
清々しく、爽やかな
大変心地よいものでした
知名度もあまり高くないようですので
埋もれた名作と呼ぶにふさわしいと思います