無理・・・あんなシナリオで熱くなれるわけがない。ハズレ
注意
まず、即行でネタバレ。
大筋としては正史がどうとか外史がどうとかいう、無印の恋姫無双に近いシナリオ。
この外史世界が1つの劇で、この世界の人間がある種の役者。
プレイヤーは正史の流れを望んでいるとして、エーリカ(明智)の存在価値は織田を殺すこと。
だから、自分の存在価値を見出す為に 明智は正史に沿って謀反を起こす というもの。
これ下手をするとただのメタ要素。
こんなのが終盤の盛り上げの骨子といわれても、まったく盛り上がらない。しらけるよ。
まだまだ言いたいことはたくさんあるが、
次に・・・・2つ目、キャラがペラいこと。
誰かが言ってた言葉をそのまま使わせてもらうが
恋姫無双のほうは、あくまでもヒロインが活躍して主人公がサポート。
ゆえに数が多くとも、ヒロインが光っていた。
戦国恋姫は、主人公が軸なので、ただでさえ数がいるヒロインはほとんど空気である。
あぁ、そういえばいたな・・・アンタ・・・ というキャラさえ普通にいる。
結果、総じてヒロインキャラが薄っぺらになってしまった。
3つ目が、ワンパ。
笑えるのはとにかく、色々なワンパがあること。
例えば、剣丞
「久遠を支えたい→過程がない、とりあえずイチャイチャしとくか(ワンパ)」
「突貫する→危ないからやめて!(ワンパ)」
「たらしてるつもりはないけどなぁ→口説き発動(ワンパ)」
他多数あるが、ありすぎて省略。
4つ目が、意味のわからない設定。
例えば、文中で度々出てくる鬼子、桁違いに強いらしいが、
戦闘描写で出てくるのは、鬼子かどうかもわからないただの下級、中級の鬼のみ
まったく活用できてない。
あと鬼の巣と化した駿河の武田のおばちゃんは、鬼になってるの?どうなの?
5つ目 主人公(剣丞)が好きになれない。
アンチヒーロー作品でないハーレムモノでは結構致命的になるのが、この要素。
能力値は割りと高いうえに性格はまぁいいのかもしれないが、まったく魅力的な点がない。
飄々としている性格など、異世界の聖騎士物語 とはよくいったものだ。
完全にあれの下位互換な主人公といえる。
色々ダメ出しの点はあるけれど、やはり1と2あたりが大きくマイナスになった箇所。
恋姫といってるくせに恋の過程なんてありゃしない。まぁ公式でもチョロい子多数といっちゃってますがね・・・それにしても、だ。
オススメ度 星1(/星5中)