企業がどう、世界がどう、人とはどうなど、それらにおいてかなり穿った書き方をしている部分も見られるが、「成長」についてスポットを当て1つの切り口をきちんと持った作品。ただね、色々長ったらしくて困る
読ませモノ系の作品
他の方も言う、物語の軸、つまり趣旨の部分は
ここのレビューでは色々思う人もいるようだが
成長の意味を少し違った切り方で捉えて、丁寧に作ってある印象。
ただ、全体的にクドくて、ダレる。
『趣旨の説明がクドい』
戦闘で、兄弟同士のやり取りで、主人公の回想で、ヒロインとのやり取りで、APPOで、拷問の場面で、
「成長」について
毎度その理屈を一から説くので
すごくテンポが悪くなってた気がする。
「狼になれ、豚にはなるな」みたくワンフレーズで
ある程度済ませられれば、ここまで説明文っぽさが出なかったようにも思う。
『世界観、設定の説明がクドい』
戦闘機の説明などがその際たるもの。
そういう作品だからといえばそれまでかもしれないが、
あんな懇切丁寧に説明をされても、
別にミリオタではないので、途中からはその長さに正直ウンザリしてしまった。
更にその余談や逸話までとなると、説明文の無駄は膨大です。
ノアの説明でもそう。マスター方程式が~ 法則が~ とかどう見ても省いていい部分。
説明箇所でのサジ加減って難しいモノなのかもしれないけど、やり過ぎだ。
でも他に不満はないので、
成長の理屈披露をあまり良く思わない人以外は
割と高評価をつけれる作品だと思う。
しかし来月発売予定らしいあっぷりけのRe:birth colonyって
世界崩壊、アクアリウスアーコロジー、事件が起こり人の強さ弱さを知り とか
同ネタ臭さがプンプンするんだけど、
これは姉妹ブランドとしてわかっててやってるのか?