同じ路線の2作目ということは良い箇所もあるし、逆に人によっては重しにもなったのかな と。
実は、「巨乳ファンタジー2」は「巨乳1」よりも個人的にシナリオが好み。
最初に断っておくと、今回の評価はこの「1」と感じた印象の違いを重視して書いていますので
あしからずw
一見すると、ただのトレースであり違いが見当たらなさそうな「1」と「2」
しかし、プレイ中に受けた印象はまったく違うものだった。
その差異の1つには、やはり主人公の描き方にある
成り上がりファンタジーは、基本的に「危機」と「成功」の2つの軸があるが
「1」は本当にただのラッキーボーイ。
特に似た事象で危機に陥る「1」では、
後半になればなるほど、それまでの危険要素を学んでいないという
バカさ加減が如実に出てしまっていた。
「2」の場合、ラッキーボーイに違いはないが、
それだけは終わらない印象が強い。
ルイン自身の能力が決して低くはないということも丁寧に描いている。
そして、「2」は一時は相手の策謀に嵌められもするし、
その敵の謀略の失敗も不自然に感じないような下地があり、
運がいいの一言で片付けるのも惜しい。
(ドラムス捕獲1回目の山葵シーンwとか
ローレリアにパイズリをせがまれてとか
ラッキーとしか言いようが無い部分も少なからずはあるけどね)
傍から読んでいても、あまりの展開にもはや苦笑いを浮かべるしかなかった「1」とは
確実に違うこれらの点は
総じて受ける印象もまったく違うものにしてくれた。
つまり・・・キャラも魅力があり、個人的にエロも良かったと思うし、
シナリオ構成がおまけ程度だった1より良く感じたと。
強いて言うなら、2度目の成り上がり型ファンタジーということで
新鮮さが薄れたのを各々どう感じるか というのはあるが、それだけ。
自分には良作でしたb