小難しいことは言えないけれども、やって損はない。
何ともいえない最高の後味を残してくれたキラ☆キラ
セイバールートを終えた時とは違う、クロチャを終えたときのような感慨。
ずっしりと重い気持ちは久々に味わった。
シナリオ、BGM、システムはなかなかに神がかっている。
BGMモードがないってのはなかなかに悲しいものがあるが。
歌については、あの一曲が深く残りすぎて後は正直霞んでしまった。
もう正直な所、きらりBAD・・・いや、鹿ルートの印象が強すぎてあまり他の内容は残っていない。
キラ☆キラのあとでNG恋やったが、もう差が激しい。後に回せばよかった。
作品を通じて感じることは、ポテンシャルについて。
最近なんとなく考えていて、でコレをやって、おぉ!と思ったことは、自己・他者の感情の読み取りは生まれつきの能力の様な気がするということだ。
うまく言葉に出来ないし、占い師みたいな統計学者もいるわけだから、経験による誤差も範疇に入るとは感じられる。
だが、幼少期から自問を繰り返している人間・自分が「普通」とは違う考えをよくしていると自覚している人間は往々にしてクールである。
爽やかさではない。周りと違う風をまとって、地に足の着かないふわふわした印象を抱かせるような感じのことである。
また、なかなか頭の中がカオスである。
なんか言っていることがおかしい様な気もしてきたが、とにかく周りにバリアをはっていたり、泣くことを忘れてしまっているような人はやってみるといいだろう。
とまぁ鹿を見ているとこう他人のような気がしなかったために熱く語ってしまった。
全員ともルート的にはよかった。
内容はなんだろう。比較したくないのだが、clannadを濃く、そして身近にしたような感じ。ただ、普通の人にとっては遠ざかっていると思う。
なんかタイトルについての感想をしている人が多い。
あり?タイトルにそんな深い意味あったっけ?
個人的には a song for のほうがもう深々と突き刺さった。
最後に一言。よく自問する人間はやっとくべきだと思う。