何も言わずに最後までやることが全て
個別はイマイチだった。
別に締めは麻枝氏が担当しているんだ、どれも普通に及第点は軽く飛ぶ。
しかしながら、普通の会話がつまらない(ところがある)。
↑
これがでかい。
面白い会話がしばしばあったとしても、つまらない場所が少しでもあるとそこばかりが印象に残る。
これが原因でこの作品は評価をかなり落としているのではないだろうか。
あとは謙吾がリトルバスターズに入るかどうかで会話がチョコチョコ変わって、スキップが途切れるのが著しく不快だった。長いし。
プラスすれば葉留佳のCGおかしすぎるのと、来ヶ谷のEDを2つ用意した意味が分からないこと。
Key作品のコメントでは、頻繁に奇跡について書かれている。
奇跡云々と。
そして高得点を掲げている人たちは、作品を賞賛する。
奇跡に理由を求めるのは無粋と考える人間にしか通じない言葉で。
これがアンチの生まれる理由。
だから、これをプレイの基準にするのはそう悪いことではない・・・ような気がする。
麻枝氏が抜けるらしい。マジ?いや、ヤバいってどう考えても。
ただ、それはネタ切れなんて理由ではないことは確か。
日常と非日常の境界が近づいてくるのがはっきりと分かる今。
そんな中で今までの日常を描くことは、くちゃくちゃ難しいことではないはずだ。
いつか帰ってきてほしい。
あんましニューウェーブが期待できないし・・・・・・
個人的には、「奇跡は起こされるものではなく、自分で起こすものだ」っていう感じの印象をうけた。
この格言は「奇跡」→「価値」で、どっかの哲学者が似たようなことを言っていたような。
とりあえず、やって損はない。無論、最後までやったのならだが。
いろいろ苦言言ったり迷走したりしたが、ギャグだってそこそこ面白かった。
シナリオも全て良かった。
そして最後はもう言い表せないくらい。
投げっぱなしなとこが割とたくさんあった。
それでも確かに、そこには感動はあった。
とりあえず、やってみ。