非常に評価に困る造りですね。
エクストラ編(学園編)・アンリミテッド編(戦争編1)・オルタネイティブ編(戦争編2)三部作の内、第一部・二部の2編が収録されているようです。
エクストラ編
正直メイン2ルート終了段階では凡作にしか見えない。
序盤こそ良く動く立ち絵やキャラ同士の掛け合いが楽しくてスイスイ進めたのですが・・・。
肝心の恋愛面ではヒロインの心理描写が圧倒的に不足していて言動に説得力を感じられず。
終盤は完全に興醒めしてしまいました。
と、なんだかモヤモヤした気持ちのままサブへ。
こちらはメインルートとは打って変わってヒロインの内面に踏み込むお話。
戦々恐々としながらも進まざるを得ない主人公の手探り感がたまりません。
等身大の主人公をきちんと描こうとしたのは純粋に評価出来ます。
アンリミテッド編
ロボがあまり活躍しないためどちらかというと軍事物に見えてしまいましたが、まあどっちも好きなので問題なし。
エクストラ編で不満だった侍ガールも見違えるように生き生きとしていて出だし好調。
問題なのは主要キャラが終始訓練生のため戦争シーンが皆無なことです。
オチは何というか打ち切り漫画そのもの。
負け戦だからまだ我慢できましたがこれで勝ってたら発狂します、怒りのあまり。
ただし成長物としてみる場合、抑えるべきところは抑えてしまっているんですよね。ヒロインに関してはですが。
主人公に関してはようやく現実を受け入れ’さあやるぞっ!’ってところで理不尽エンド。
主人公とメインヒロインの片割れの話は次回に持ち越しのようです。
実戦こそ無いものの戦争中であることを臭わす雰囲気はしっかり作られており序章としては合格点なんですが・・・。
オルタネイティブ編の賛否両論振りを見る限り不安で一杯です(汗)
総評としては学園編は及第点、戦争編は評価不能。
点数は後編をプレイしてから入力しますがさてはてどう転ぶことやら。