草薙直哉を中心とした芸術への情熱を感じた傑作
特に圭の目線で語られた章からというか藍が章一に縛られてた箇所からの盛り上がりが半端なかった。
長山加奈の芸術への情熱、執念
圭が人生を投げうってまでのアートへの拘り、
草薙直哉がいろいろな人の思い、期待を昇華していく様は泣けてくる。
またそこまでの様子を常に見守ってきた夏目家とりわけ藍と直哉が結ばれるのが良かった。
過去から現在への展開が本当にうまいレベルで書かれていて、変にシナリオ、展開を間違うと駄作になりそうなくらい絶妙なバランスで読み手、プレイヤーをグッと引き寄せていて感動する。