小さい頃になりたかったもの、それはヒーロー
最初はヒーロー物ということで
グダグダ戦いの意味とか敵との因縁とかやられると思ったのですが
徹頭徹尾「結城ヤマト」が小さい頃になりたかった
ヒーローとして戦う物語で、とにかく熱い!
主題歌の通り後ろには夢がない!って感じですね
PCゲームとしては珍しく主人公が能力、義務感などがあっていいキャラですが
敵キャラもいいキャラすぎて憎みきれず
もっとドロドロしろよ!って思うぐらいです
しかし、そこも魅力的にシナリオにもとても良く絡んできて
王道の共闘シーンなどはとても熱く表現されています
バルボラ側のキャラのもう一人の主人公とも言えるミラーは
声優の緒方恵美さんの熱演も相まってまさしく神!
(緒方さんはセリフ表現などにも演者側として参加されています)
戦闘シーンのカットインなどはもう人押しな場面もありますが
重要なシーンなどはシルバーリンク謹製のアニメが多用されていて
クオリティは多分PCゲームNO1じゃないでしょうか
また、シナリオが短めなのでもっと長く、かつ敵が非情だと評価が上がったのですが
一貫して「小さいころ憧れた物」というテーマを貫き通したのは高評価
特に、一周目のルートでは皆は救えなかった二人の「ヤマト」が
天~空のルートでは空やハルナを救えて
まさしく「ヒーロー」として戦い抜いた物語になっています
この後に希望があるのか?と聞かれると困ってしまいますが
ミラーとヤマトにとっては間違いなくハッピーエンドだと思います
少し短めですが、熱くなりたい方は是非!