バカゲー枠。基本コンセプトと思しき「爆乳女教師vs乙女学園生徒会」が完全にお荷物になってると思います。「両者の対立をマーベラスにムービー演出」とか謳ってる対決シーンが（全く面白くない上ことあるごとに挿入されるので）いちいち話の流れをぶった切っているように感じるからです。単にムービーを入れたかっただけとしか思えません。原画が良くなったのと（ヒロインの約半数が先生ということで「お姉さんが教えてあげる」っぽい流れで）シチュエーションの幅が広がったのとで、エロは良くなったと思うんですが…ネタバレ長文はりのメモ
鉄仮面生徒会長が仮面を外したときの声はりのさんに違いない！
と踏んで期待していたこの作品、その点自体は読み通りだったのですが、
（小動物系の）ロリキャラだったという点では僕の読みは外れていました。
いかつい鎧の中身はおどおどした美少女、
っていうのは僕の萌えポイントではなかったようです。
可愛い顔して言動は過激、というのなら好きなんですがねぇ。
さおり先生も、理不尽発言乱発の暴君を期待していたのですが、
わりと常識人（つまり、普通に良い先生）で影が薄かったと思います。
対して、良いと思ったのは邦枝千春。
千春とこよりの漫才コンビのシーンだけは面白いと思えました。
（この２人、オフィシャルサイトでは、キャラ紹介からは外れていて、
体験FLASH『工作員たちの昼下がり』でしか見る事が出来ません）
りのさんには珍しい関西弁のギャグキャラで
演技の出来も始終良かったと思います。
『G線上の魔王』とこの作品あたりを境に、
りのさんのコミカルな表現力は目に見えて上昇している、というのが目下の僕の印象で
爆発オチでの「ぎゃぽああああぁぁーっ！」という叫び声とか
1年前からは考えられないレベルになってるんじゃないかと。
「し、しまったーっ！敵のキタない罠にはめられてもうたぁっ！」
（終盤、主人公を地雷原に誘い出しての台詞）
は（やや自分に言い聞かせるような感じに仕上がっていて、
そういう解釈もありだとは思いますが）
大きなフォントで表示されることもあって、もっとオーバーに、と思いましたが。