(GiveUp) バカゲー枠。杏奈→こまちで放棄。こまちの下ネタ以外見るべきところのないシナリオ。そんな中、金田まひるの演技だけはmarvelous。ネタバレ長文は金田まひるとかわしまりのの演技についての感想。
金田まひる(こまち)
匠の技。中古で¥2000で買ったのですが、
この演技だけで概ね値段分の価値はあるかな、と。
官能小説を音読し始めるシーンなど、
棒読みから入って、コミカルなツッコミを挟みつつ、
徐々にこなれた感じになっていく一連の流れが見事。
「ほうほう。
こうなると、さすがに『ち○こ』とか『ちん○ん』とかっていうより、
もうなんつーか『チ○ポ』っつー感じですなぁ」
(序盤、起きる気配のない主人公の股間を観察しながら)
これも、単調にならないように『ち○こ』『ちん○ん』『チ○ポ』を
それぞれ違った風に発音しているのがポイント。
かわしまりの(宮坂杏奈)
そもそもシナリオが駄目。
みはるに対する悪戯が主人公への好意へと変わる
過程の描写にまったく説得力がありません。
その所為か(終盤のシリアスな演技は流石だと思いますが)
コミカルなシーンで特筆すべきものを感じたのは1箇所のみ。
「それで……下賎……もとい、卑しい……もとい、
その……庶民のかたがたの常識といったものに疎いもので……」
(序盤。主人公に対して敵意を抱いているわけではないことを説明する場面)
この台詞は、前半部分アドリブ入っていて良いと思います。
「下賎……もとい、卑しい……もとい」を
テキストのままはっきり読んでしまうと、
わざと皮肉で言っているように聞こえますし。