良作の泣きゲー。けどkeyの過去作やってると展開が読めてしまう。
古き良きkey作品の雰囲気を感じる、どこか懐かしい気持ちになる良作の泣きゲー。
特に鴎√は会心の出来。
ちょっとしたお出かけを冒険と称しドキドキワクワクしながら駆け回った
子供のころの感情を思い出させてくれる、素敵なお話。
ラストは思わず感涙。
ただ残念なのは、良くも悪くもkey色が強いので過去作をプレイしていると
展開が読めてしまったり、類似点が目についたりしてしまう。
例えばうみが箸を持てなくなったシーンは「kanonの真琴√であったな」とか
しろはが出産で亡くなるシーンは「CLANNADの渚でも同じ展開あったな」とか思ってしまう。
演出とかBGMの使い方とかでもつい類似点が気になってしまい
物語に入り込めないというか、どこか俯瞰的に物語を眺めてしまっていた自分がいた。
なので多分、本作が初のkey作品だったなら文句なしの神ゲー扱いしてたと思う。