システム面が酷い
無印版をプレイしたことがないので今回が始めての家族計画プレイ。
まず気になったのがシステム面の不備。
・選択肢が多い
・非アクティブウィンドウにするとスキップが出来ない
・次の選択肢まで移動がない
・スキップしてると時々強制終了(これはPCの問題もあるかもしれないが)
・回想モードがない
選択肢が多いのはリメイク作品だし百歩譲って目を瞑るとしても
[次の選択肢まで進む]がなく非アクティブウィンドウにするとスキップされないので2週目以降は
スキップ画面を数分眺める→選択肢→スキップ画面を数分眺める、
を数十回繰り返さないといけないので非常にストレスが溜まる。
しかも時々強制終了するのでこまめにセーブもしなきゃならない。
まだ各章毎に任意で飛べる機能があれば助かるのだがそれもなし。
おまけに回想モードもない。
こんな感じで2010年代の作品とは思えないシステム面に不満タラタラだったが
ストーリーはよかった。
名作扱いされている作品なので、思ったよりは・・・というのが正直なところだが
最初にクリアした春花√はすごくよかった。
想い人と別れるもまた一緒になってENDっていうのは良くあるパターンではあるが
いい話だと思ったし思わず泣いてしまった。
次点で準√。
今までの辛い境遇からトラウマを抱え刹那的に生きていた準がトラウマを克服し
前向きに生きていくという話は春花√についでいい出来だった。
他√は丁寧に作られてはいたと思うけど、可もなく不可もなくって感じ。
グラフィックは現代風にうまくアレンジしてあると思うしシナリオもよい。
声も各キャラクターにあってると思う。
システム面さえ現代標準ラインに達していれば良リメイクとして評価されてたと思う惜しい作品。