大筋の話は面白いが、無駄に感じる日常シーンが多すぎて退屈。
「過去を吹っ切って未来に進む」っていうよくあるテーマ性の話。
大筋の話は読んでいて面白かったが、ライターの癖なのか、
真面目な話に入ったと思いきや、退屈極まりない日常シーンに
戻されるという流れを何度も踏まされたのが読んでて不満だった。
テンポ悪すぎ。日常シーンもっと削れるだろ。
・不満点
舞√で、意味もなく明日香が失踪するところ。
舞√はこの作品の中で唯一『向こう』の世界の話や、
「過去のしがらみ」が関わってこない話である。途中までは…。
せっかく『向こう』のこととか気にせずに頭空っぽにして
舞とのイチャラブが楽しめる、
良質な√だったのに、√の中盤で明日香が勝手に失踪して、
そこから話の雲行きが怪しくなったせいで、
今までの良かった部分も全部ぶち壊しだよふざけんな。
・最後まで残った疑問
本編の中で、
>普通は『向こう』に行っても2、3年で戻ってくる。
だけど、明日香は戻ってくるまでに7年かかった。
上述のようなフレーズのテキストが何回か出てくる。
ただ、この「こっちの世界に戻ってくるまでにかかる普通の人と明日香との時間の違い」は
匂わせるだけ匂わせておいて最後まで本編で明らかにされることはありませんでした。
この設定何だったの?
トータルプレイ時間
24時間くらい