ひこうき雲の過ぎた後には雨が降る、だが、やまない雨はなく…
恋と一言で言っても、そこには十人十色たくさんの種類の恋のカタチがあり、
どれもが甲乙つけがたい素晴らしい恋愛体験なんだと実感した。
一見意味不明な本作のタイトルだが、クリアした後だと、
これほど秀逸な作品名もそうそうないと思わされるくらい感慨深いものだった。
以下、メモ。
・ひこうき雲(恋の始まり)が過ぎ去った後に降る雨→恋することに対する試練、失恋
雨の後に上がる虹→恋が実る瞬間
・ひこうき雲の後に来る雨に打たれることを躊躇してその場で立ち尽くす
→傷つくことを恐れて恋に飛び込むことを忌避した状態
恋に苦しむことと、恋をすることへの恐怖に苦しむことは違う。