とても素晴らしかった
姉と弟の時を超えた一途な恋の物語。
ゲームは第一章から第三章までの三部構成に加え、三部まで終えた後に出現するトゥルーの全四部構成。
第一章と第二章以降ではゲームの雰囲気がガラッと変わる作品になっていて、第一章で合わないなと思った人にも第一章の終盤までは遊んでほしいと強く思う。別ゲーかとびっくりするくらい展開が変わるから。特にSF、タイムリープが好きな人なんかにオススメ。
ヒロインでは姉さんとくーりんが好きになりました。くーりんが可愛すぎる。
公式ページを見て凪九厘が気になったら是非プレイしてほしい!
このゲームは作品全体に渡って使われているBGMと各章で入る主題歌も魅力の一つとして数えられる。
各章の主題歌はゲーム未プレイの状態で聞いても完成度の高い素晴らしい楽曲たちだが、歌詞が各章の内容をなぞったものになっていて、クリア後に聞くと感慨深くなるのでまた違う楽しみ方が出来ると思う。物語に没入しすぎて僕は三章OPムービーが流れた時点で涙が止まらなくなりました。
そのため第三章OP「君のために」はゲームを終えて数ヶ月経った今もイントロを聞くだけで涙ぐみます。
べた褒めしたいくらい好きな作品なんですが、一箇所だけ不満点があって、それはくーりんの過去についての部分です。三章で明らかにくーりんと思われる女性のCGが一枚出てくるシーンがあるのですが、それと繋げての、第二章で匂わされてくるくーりんの過去についての補完がなかったのだけはモヤモヤしました。物語の核心に関わる部分ってほどでもなく、あくまでオマケとして存在する設定みたいなものなのでそれほど気にはしてませんがやっぱりそこも補完してほしかったという思いはあります。
姉属性持ちでタイムリープが出てくる作品が好きな人、かっこいい主人公が好きな人には是非プレイしてもらいたい作品です。Electro.musterの楽曲に惹かれて作品に入るのもありだと思います。
僕は実際、エレマスの曲に惹かれて作品に手を出した側の人間なので。上でも触れているが、曲から入る人なんかはプレイ後に聞くと曲に対しての思い入れがより一層強くなると思うので、少しでもこの作品に惹かれるものを見出だせたならやって損はないと思いますので是非!