炉利ゲーに見えるし実際そうだがそれだけでは表せない魅力がこの作品にはある。
両親という形のある大事なものを失ったすなおととまり。対して主人公は形のない生きていく上の希望を無くしていました。失ったものは違えど、大事な何かを失った三人は結果的に結ばれ三人だけの世界が完成します。すなおととまりは一番身近な家族、両親を失ったからこそ主人公に愛情を求めたのかもしれません。主人公もただ流されるままにHをするのではなく、二人に対し愛を求めてHをします。そうなったらあとはずっと三人でイチャイチャするだけです。誰も咎めたりする人はいません。存分にだめな大人になりましょう。
シナリオは一本道で分岐もありません。5~6時間もあれば終わるでしょう。シナリオも薄っぺらいものではなくどこか考えさせられる内容でした。そこらの商業ゲームよりよく出来ていると思います。