テンポは悪いし、描写もイマイチに思えたので前作と比べるとパワーダウン感は否めないけど、ヒロインの造形はこちらの方が好みだった。
梓の屈服男根願望牝堕ちが良かった。男根願望の理由も中々…ちょっと陰のあるヒロイン。ここも感情移入した。
それからゆかりの造形は色々と感情移入できるものがあって、特別なキャラクターになった。（被虐属性、ファザコン、ゆりかなど…）元夫の形見の書斎を汚すというシーンはなんというか、くるくる回りながら便で汚すのだけども、なんか美しいと思った。
ストーリーとしては美沙が一番好みだった。気弱で何でも言うことを聞く女性が一心に愛してくれるというものに弱いので……なんとなくだけど調教の仕方が一番情がこもっている気がする。
麻亜子は正直ロリが好みではないのでなんとも……ロリビッチという感じ。
やはり個別エンドは切なく書き上げられていた。主人公に壊してやるという加害性がないのが魅力をより引き立たせているのだなと今作で気付いた。