かゆいところに手が…届かない!
なんていうか色々おしい作品ですね。
ゲームシステムでいうと周回で別主人公でも部隊は引き継げる機能と、
もっと新部隊の購入の敷居を下げるべきだったと思います。
この2点を修正されていればここまで苦痛で作業ゲーと呼ばれることはなかったかと。
部隊を引き継げれば簡易戦闘ができるので周回プレイの時間を大幅に減らせます。
2点目は新部隊の購入の異常な敷居の高さ。
新部隊の購入には遺跡を発見し、攻略しなければなりません。ゲームクリアには大体80ターンほど掛かりますが、
この遺跡発見からクリアまでで早くて5ターンほど掛かります。数少ない軍団を遺跡に送り、敵勢力と遺跡探査で消耗する
資源を気にしながら進めるのははっきり言って至難の業です。そのため新部隊が手に入るころには大体、
戦局の趨勢が決まった後で、しかも、苦労して手に入れた新部隊が足遅くていらねーとかザラ。
遺跡に行かなくても商船で購入できる部隊もありますが、値段が高すぎます。平で買える部隊の10倍以上です。
ゲーム終盤の2回目の立ち寄りで購入しましたが、育ち切らずにクリアしてしまいました。
結局、初期の2種の兵種でクリアしましたが、9部隊全部同じ構成だったりするわけで、このことが余計作業ゲー感を
増している要因だと思います。
自分はたまたまランダム遭遇ボスユニットが地形に嵌ってスリップダメージで自滅して、チート魔法が手に入ったので、
敵が自分の部隊より上のレベルになったらずっとこの魔法を使って進めていましたね。これが一番戦闘が退屈だったというのが伝わるんじゃないかな。敵は色々出てくるけど、自分はずっと2種の兵種しか使えなかったからね。
足遅くて強い兵種よりもレベル上げたまだマシな兵種を使ったほうがマシなんですもん。
話はボルハさんのカオスENDで恨みじゃなく嫉妬で殺されるというのがかなり好きでした。
アニエスとのフラグいっぱいHも面白かったです。