「こんなものか」と感じた。「これ程のものを」とも感じた。良くも悪くも、霧島ルートはモエかんのポテンシャルが十分に発揮された仕上がりだったと思う。
当たり前のことだが、このモエカすはモエかんのファンディスクであり、モエかんに対するネタバレが多数ある(Route of Kirisimaなどは本当に容赦の無いネタバレ満載)ので、これだけ買って楽しもうというのは、あまりお勧めしない。
Route of Kirisimaは面白い。裏に隠れていた設定を、ちょっとやり過ぎなくらいお披露目してくれてる。モエかんトゥルーエンドと言ってもよいのではないだろうか。
二五六三ノ空は、久しぶりに終ノ空や二重影の雰囲気を味わえて楽しかった。けれど、文章を書いた人が違うので違和感を感じることが多かった。特に、這いよる混沌の名前の表記が終ノ空と今作で違っていたのは、細かいことだけれど、何故か許せなかった。
モエとら。暇つぶしにはもってこい。そう長くは遊べないが。有名漫画達から引用された台詞や擬音などがとてもナイス。
以上、大きな三つだけの簡易レビュー。