トゥルーのフィーナ・寂寥感漂うリース・安玖深音さん演じる麻衣・・・ 誇るべきはその安定感。この水準で作品を世に出せるブランドの力はすごいと思う。
久しぶりにこの作品をプレイ。感想をあげていなかったのでちょうど良い機会なので少しだけ・・・
トゥルーについつい目が行きがちになってしまう八月。しかし、この作品は個別も悪くない。悪くないと感じさせてくれた要因は、若者の浅慮さ・己の主張を軸に描くこの成長物語が純粋に好きだという点でしょうか。
他者を理解し尊重する素晴らしさ・他者を理解しながらも押し通す己が望み。この作品を彩るこんなテーマに触れ、年甲斐もなく夢中になりました。年食った私には、じれったさを感じながらも、ただ眩しく感じてしまうww
この気持ちは何でしょう!?遠い昔に思いを馳せる感じ?まさに追憶といったところでしょうかww
個人的なお気に入りはリースリットのルートでしょうか。主人公と結ばれない事に些かやるせなさを感じつつも、この締めこそがふさわしいと納得できる会心の出来。使命に殉じ使命に死す。そんなリースの生き様に感銘を受け、その反面では「あ~この主人公じゃ役不足だなww」っと、ただただ納得・・・
ブランドの武器であるキャラクター、それを引き立てるシナリオ。他の作品と比べ、シナリオ水準の高さだけで見れば、そんなに高いとはお世辞にもいえないこの作品。それでも、キャラとシナリオのバランスは絶妙、作品を語る上ではこれこそが全てだった様に感じます。
何だか過去にやった時とは違った印象でした。もうちょっと大した事ない作品だった様な記憶がするような?しないような・・・・
再プレイはあまりしない性質なので新しい発見をした様な気がします。たまにはこういうのも良いものですねww
MCはまだ未プレイでシュリンクついたまま部屋の片隅に積まれて放置状態。時間作ってやってみようと思います。新作の購入予定を考えると多分8月になりそうな気がしますねww