良かったのは絵と声優。シナリオは見事なまでのダメっぷり。全く予想通りすぎて困ったもの。そして、私は自己中ヒロインが大好きなんだなぁ~と作品にあまり関係ないところで感動。
まず、この作品に言える事は、キャラ設定があまりにもハ○ヒだったなと・・・ 最初に浮かぶ感想はそんなとこ。
シナリオはもう少し練って欲しかったというのが本音。泣きの要素を取り入れたつもりだったのかもしれないが、
結果的にうまく活用できていない。
何故そう感じたかを、具体的に挙げるならば、
・魔王復活の理由があまりにくだらない(これはプレイした方には分かっていただける筈)
・シナリオ展開があんまり興味を惹かれない(大まかな流れは・・・)
導入部(仲間との出会い)→攻城戦→仲間の分散→【個別シナリオ】→魔王の息子との戦い→黒幕との戦い
→魔王との戦い→【宿敵との戦い】→魔王の娘との戦い→エンド→【個別エピローグ】
こんな感じで共通部分が多かった。(【】以外の部分が共通)
・伏線の張り方も、露骨過ぎる。(興味がすーっと引いていく感、満載)
とにかく一言で表すなら、シナリオのテンポが悪かったり、三文芝居が目立って感動を見事に打ち消している!!そんな感じ。
そして何よりも酷かったのが、バトル。全く熱くない。魔法・必殺技がかっこ悪い、主人公の成長過程が一足飛び、
グラフィックがショボイとかそんな感じ。
シリアス路線のバトルとギャグ?路線のバトルが混在してるのもどうなのかな~?と感じる所もあり、正直おもしろいとは思えない。
良かった点は、絵と声優。これしか期待していなかったので、そういう意味では期待通りというべきなんでしょう。
ここだけは押さえているから作品としてギリギリで成立していると言える気がする。
加えて言うならば、アスカの自己中っぷり全開のキャラ設定が私にはストライクだった事。アスカの声優に
安玖深音さん起用はズルイ、これで不満が出るわけない。褒めるべき点はこんぐらいといったところでしょうか。
ハ○ヒ大好きな人にはこの見事なまでのパクリっぷり合わないかもしれないですが・・・