ヒロインの子犬/子猫をモチーフにしたキャラクタの造型やそこから想像されうるシナリオはまさしく教科書どおり、あくまで深く突っ込まないライトな形式は作中の醸し出すマッタリとユルユルな雰囲気と相成って実に和む(逆にいうと「お約束」に準ずるあまり軽くなりすぎた作風は中庸に映るかも)。そこに加算されるラブイチャ空間もなかなかにこそばゆくてたまらん。ただ一個、エロの面でかなり薄く心許ない、でもそこは作風からするに濃いものを望む方が間違いか。
あー、もう一個補足するとエロに関して、
獣属性を前面に押出した特殊なシチュは強いてなかったと思う。
そういう面でケモナーさんには物足りないかも。