システム周りは真面目にやってんのかと思うほどgdgd。画も時々gdgd。いえいえ問題はシナリオです、テキストはややぎこちないが何か起こるであろう雰囲気はある、しかし中盤折り返し些か唐突気味にやっと話が動き始めるも何番煎じだと思うような安いミステリーでゲンナリ、オチは伝奇っぽくもあるがその実、こまけーことはどうでもいいんだよ、ダイナミックな投げっ放しにこれまたションボリ。結局何がしたかったんだかよくわからん。
「序盤にチラッと出てた曾祖母の認知障害の話とか日本書紀のちょっとしたカットとか後輩と友人がコロコロされる必要とか、って全く話に関係ないよね、つーか必要すらないよね」は禁句。
つーか前置きに匂わすような伏線もなくいきなり実は恋人と思っていた相手が物の怪の類でしたー、っつわれてもそりゃ全然盛り上がるわきゃねえよ、然したる理由もなくぶっ殺されるためだけ要員のような知人カッポーはつくづく不憫。B級ホラーなんかに出てくる青姦中にぶっ殺される善良なる市民かっつーの。
加えてオチも主人公が現実を捨ててどっか行っちまう理由がほとんど明かされず終いって、一応幽霊になって後輩キャラが(これまた唐突にだが)現世に帰ろうぜ、と諭しに出る、が、主人公は知ったこっちゃねえとばかりにスルー。おーい。ますますわけわかんねえですよー。
プレイ後はなんだこりゃ感と後味の悪さだけが漂う。
だからオレは正直に書く。つまんねえよ。