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glasshopperさんの死神教団 〜淫森に呑まれた村セグルメット〜の長文感想

ユーザー
glasshopper
ゲーム
死神教団 〜淫森に呑まれた村セグルメット〜
ブランド
サークル冥魅亭
得点
75
参照数
803

一言コメント

前作からダンジョン要素を消し、SLGのクオリティを上げてカードバトル要素も加えた宗教運営ゲーム。カードバトルは大雑把ながらも少しだけ試行錯誤でき、自分で考えた構築がハマったら気持ちいい。エロ要素としては段階落ちのような感じで、娼婦として働かせたりNPCに寝取らせたりできる

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

SLGとしては死神娼館よりも良くなっていたと感じた。
死神娼館はひたすら金を集めるゲームだったが、本作では消費が目的の資産が4つ維持が目的の資産が5つあり、序盤から中盤はバランスを取るためにあくせくする。慣れてしまえば全部プラスになるように割としやすいのでそこまでの過程を楽しむことができれば十分だと思う。単純なSLGとしてみたら微妙であることは否めないが。
そしてこの資産を増やす為には、信者たちを使って仕事をしなければならないのだが、この仕事のリストがが見にくいところが一つの問題点である。ソートなどができれば全く違うのだろうが、ズラーっと戒律治安防犯財貨労働といった文字を並んでみるのは骨が折れる。

次にカードバトルだが、本当に大味でこれを期待してゲームをするのはやめた方が良い。
ただミニゲームとしてなら十分なクオリティにはなっている。個人的にはどういうカードが強いのかを検証していってデッキを構築するのは楽しめた。
ラスボス戦で使った最後の構築はゴッドハンド×5とダブルアップ×1の6枚構築のクソデッキで、初期手札が6枚のため最強攻撃カード5枚とバフカードが初手確定という仕様であり、ラスボスでさえもワンパンかツーパンで仕留めてしまうクソゲーだった。しかし試行錯誤して構築していくのはやはり楽しかったので自分としては割と満足。

最後にHシーンだが、前作から密着モードがなくなったのが残念。
代わりに前戯的要素として羞恥プレーで7回クリックを複数回するプレイが出来たが、作業感が強すぎて右手にマウスを左手にスマホを持ちながらながらプレイをしていた。
シーンの内容としては、無能NPCと結婚させて祝福に初夜に目の前でエッチしたり、割と良い奴である副司祭に寝取らせプレイをやらせたりが娼館がメイン。主人公とのエッチは使い回しが多く、処女Hと逆レイプの2種類で複数のシーンを回していた。音声がつくのが逆レイプのみなので、せっかく音声つけるならもっとHシーンにつけて欲しかった。副司祭への寝取らせが個人的に気に入ったのが多かった。