ボリューム的にはかなり短かったが、終わりよければ全てよしということで
・シナリオ
人魚という一見ファンタジックな題材ではあるが、物語を通して暗い雰囲気が漂っている。
日常シーンもそれなりに描かれているが、特に直と瑠璃のルートがもう少し
二人の時間的な描写が欲しかった。悠ルートでは互いを思い合うシーンなど
それなりにあったのでよかった。
・キャラ
なんといっても悠が妹としてかわいかった。絵柄もさることながら、
各所で感じられる兄への想いがかなりポイントが高い。
姉キャラは普段は苦手なのだが、瑠璃はそこそこ好きになれる姉だった。
・音楽
なんといってもOP、そしてED。
最終章が終わったあとに聞く「悠久恋歌」は本当にいい。
・エロ
薄くはないが濃くもないレベル。シーン数は少ないが、
連戦もあり、自分としては使えた。差分が少なかったのが少し不満。
・総評
全てはボリューム不足に付きる。瑠璃、直については、ここ書かないのかよっ、
と思う部分がかなりあった。また、悠ルートに比べて起伏が少なく、
(´ε`;)ウーン…と思うことがしばしばあった。
変わって悠ルートは、部屋での同棲生活や、学校でのぎこちないやりとりなど、
実妹好きとしても好きになれる内容だった。
終わり方も単純ではなく、二人の幸せを願わずにはいられなかった。