つよきす新シリーズというわけだが、予想以上に楽しめた。前シリーズプレイは必須じゃないけど、プレイしてたほうが随所で楽しめる。
正直最初は絵的にイマイチそうだなと思いつつも、つよきす新シリーズだから、ということもあって購入しました。
しかし実際プレイしてみると、どのキャラクターもどのキャラも魅力的に感じ、今までのつよきすシリーズ同様に楽しむことができました。
今までのつよきすキャラと似たキャラも多いですが、そうでありながら別個のキャラクターとしてキャラが立っていました。
またエロも今までのつよきすシリーズよりかなり力が入っており、そこもかなりグッドでした。
以下、各キャラ感想。
【心秤】
乙女さん同様、お姉ちゃんポジでありつつ、乙女さんよりは大分甘い姉でした。
でもこれぐらいのほうが主人公であるさなぎと一歳違いの感じが出てた気がしますね。
乙女さんの場合、かなり年上に感じる時も多かったので。
個別ルートでも可愛かったですが、他のルートで勘違いしたり、さなぎと他のヒロインのいちゃつきを目撃したりしているところのほうがより可愛かったですね。
でもEDのやりとりはかなりお気に入りです。
【音子】
これまた乙女さん同様、風紀委員ポジなのですが、固いといいつつ、実際はかなりの遊び好きですね。
烏賊島関連では一番ハッスルしてた気がします。
個人的にはこのキャラも心秤同様、個別ルートより他のルートのほうがキャラとしていい感じでした。
ルート的にも最終ルートのためとはいえ、タバコ関連がちょっと不完全燃焼気味だったのが残念です。
【チェリ】
一番初めに攻略したキャラですが、かなり可愛いですね。
明確に恋人にならないですが、告白してないだけで、十分甘々な展開です。
過去話にはまさかとは思いましたが、最後には笑わせてもらいました。
体育祭もこのルートが一番もりあがりました。
それにしてもこのルート後だと、数年後も実質恋人(夫婦?)でありながら、本人たちは違うと思ってる、というよくわからない状況になってそうです。
【子羽】
最初はとっつきにくいものの、一度関係を深めるとかなりの世話焼き状態になるという、なんとも可愛い限りです。
このキャラの一族はみんなそんな感じの設定になってそうですね。
だけど、世話しすぎでかなり相手を駄目にしそうな感じですが(笑)。
このルートだとさなぎが趣味の懸垂をやらなくなるぐらいですし。
あと個別ルートは前シリーズプレイしてた人ほど楽しめそうです。
【澄香】
4人クリア後に攻略可能となる隠しヒロイン兼グランドルートである竜鳴祭ルートのメインヒロイン。
ピュアな子でどのルートでもピュア故の下ネタ混じりのギャグがあったのですが、本当にエロくなってしまいました(笑)。
弱気というか、自立心が弱いキャラクターという設定ですが、それが最後には強くなる、という話でした。
澄香ルートと竜鳴祭ルートは主人公の台詞が今までの4人をクリアしてるからこそ、感慨深く、というか強気っ娘ADVとしてのテーマにかなり沿っていて、かなりお気に入りです。
ギャグ要素はほかのルートと比べると控えめですが、今までのルートでそれは十分楽しめましたし、ミステリー風なところもよかったです。
伏線もしっかりと回収してたのもグッドです。
あとエロも本番は少ないですが、ピュアな子にどんどんいろんなことを教えてる感じがかなり悶えそうな感じでした。
【そのほかのキャラ】
他のキャラもかなりいい感じでしたね。
ジロはもちろんのこと、エイチも十分なほどキャラがたってました。
さなぎ、エイチ、ジロ、チェリの関係は対馬ファミリーより気に入ってます。
とまあ色々書きましたが、本当にかなり満足しました。
前シリーズ知ってるからこそ楽しめた部分も多いと思いますが、個人的にはつよきす作品の中では一番好きかもしれません。
つよきすは2学期、3学期と前は出ましたが、個人的には同じ悩みを抱えたまま2学期、3学期という作品を迎えたので、解決すべきところはどうしても似通った部分があったと感じました。
そういう意味ではNEXTでは2学期、3学期という続編ではなく、純粋に各キャラのED後の後日談がみれるFDを出してほしいですね。