話の大筋は置いとくとして。個々の場面転換の方法がなあ。
評判良さげだったため、やってみた。
確かにシナリオを重視しているとは思う。
ただ、特に主人公において、話を進ませるための強引な言動が目立つような。
これは作り手からした場合、
深く考えこまずとも場面を転換させることができるためすごく話を作りやすくなる反面、
動かされたキャラの愚かさが際立つことになり、魅力が損なわれてしまうことが多い。
本作もご多分に漏れず、結果として、読み手から見た時に、
ヒロインたちが主人公のどこに惹かれたのか分からなくなってしまう(少なくとも自分はそうだった)。
# ヒロイン視点で見れば、主人公以外に適当な相手がいないのだから、
なるべくしてなった、ということになるのだけれど
本作では、特に奈々瀬のルートが顕著。
ところで、生徒会長。
特に描写はなかったと思うけれど、服の話や階段の話から察するに。
先天的に両目とも視力が失われている、もしくは著しく低い、かな。